名称 MIRS1401 試験報告書
番号 MIRS1401-SOFT-0013

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2015.1.30 五十嵐,眞野 牛丸先生 初版

目次

1.はじめに
2.試験結果

1.はじめに

本ドキュメントは、MIRS1401のソフトの試験報告書について記したドキュメントである。

2.試験結果

各試験結果を以下に示す。
また、時間などがなく、試験に合格していないものや、正確な試験を行っていないものもそのまま使用している。

2.1デバイス関連モジュール

試験内容

・試験結果

3つのモーター、エンコーダやタッチセンサ、針機構用のモーターは正常に動作した。パトランプについては動作しなかった。しかし、開発の時間がないことと、機体の動作に必要性がないため、パトランプについては使用しないとした。
またカメラについても問題なく動作した。

2.2vel_ctrlモジュール

試験内容

・試験結果

以下に測定結果を示す。
無付加でストップウォッチでタイヤの速度を測定した
目標速度[cm/sec]タイヤLタイヤRタイヤB
10 8.33 8.44 7.82
20 16.58 17.13 15.94
40 33.36 33.28 30.46
測定結果から、目標速度の80%程度の速度になっていることが分かった。80%を基準とすると各タイヤごとの誤差の平均は以下のようになる
タイヤLタイヤRタイヤB
4.0% 5.5% 2.5%
5%以内ではないが近い値であるため、合格であるとした。
また、実際の移動時の速度は測定した速度と大きく異なるため、一定の速度にするとことができれば問題ないものとした。

2.3 distanceモジュール

試験内容

・試験結果

機体が移動するときに、モーターがスリップし、エンコーダーの測定値と移動量が対応しなくなったため、スリップを考慮した係数を追加した。
しかし、移動方向によってモーターのスリップの仕方が異なるため、移動方向ごとに別の係数を使用した。
このため、距離系としてのテストは行わず、run_ctrlモジュールのテストと同時に行った。

2.4 run_ctrlモジュール

試験内容

・試験結果

試験内容と異なり、50cmごとで8方向の移動の試験を行った。100cmは一部のみ行った。
前後、左右のみの動きは誤差が少ないが、左右の移動時は前後の誤差もいくらかあった。
斜め移動については誤差があるが50cmの場合は5cm程度の誤差だが、100cmの移動の場合は誤差が大きかった。また、正確には移動できず、一度目標位置を過ぎてから、戻るような動きをした。
回転動作についてほぼ問題なく動作した。

2.5 directionモジュール

試験内容

・試験結果

正対補正目標位置への移動は基本的に機能した。
しかし、部屋の角に対して斜めの状態で正対補正を行うと、超音波センサで正しく位置が読み取るとこができないため、正対補正がうまくいかない場合があった。

2.6 画像処理モジュール

試験内容

・試験結果

2つのカメラの両方で問題なく機能した。
認識可能範囲を調べることはできなかった。

・数字認識の結果


・怪盗認識の結果


2.7 patrolモジュール

試験内容

・試験結果

壁にぶつかるなど、移動がうまくいかない場合があった。また、完璧に動作しても1分30秒くらいの時間がかかった。

2.8 searchモジュール

試験内容

・試験結果

敵を索敵する動作はできたが、各小部屋に向かう動作については試験をすることができなかった。

2.9 destroyモジュール

試験内容

・試験結果

時間がなく試験は行えなかった。

2.10 送受信モジュール

試験内容

・試験結果

データ送受信は配布されたプログラムのみを使用した。
問題なく動作した。

2.11 mapモジュール

試験内容

・試験結果

時間がなく、mapモジュールはテストを行うとこができなかった。


MIRS1401