1月23日に高専シンポジウムが、香川県丸亀市にある丸亀市民会館と丸亀市生涯学習センターにて開催されました。高専シンポジウムは、全国の高専生が集まり、研究発表を行う場です。今回、大庭研究室からは、戎が「蒸留塔監視システムの開発によるバイオエタノール蒸留の効率化」、西留が「理科教育支援を目的とした振子実験環境の開発」という題目でポスター発表を行いました。以下、見学をした眞野を含めた3人の体験記です。
こんにちは、卒研生の戎高佑です。
高専シンポジウムは、私にとっては先月のA&S(富士山麓アカデミック&サイエンスフェア)に引き続き2度目の学外発表だったこともあり、必要以上に緊張したり、焦ったりということもなく準備を進めることができました。当日の発表では、A&Sで課題として挙がった「相手に合わせた発表」を意識した発表をすることができたと思います。また、他高専の学生・先生方と意見を交わす中で、今後の研究に向けた様々なアイデアを得ることができました。これらを取り入れることで、残り1か月余りの卒業研究をより完成度の高いものに仕上げていきたいです。
高専シンポジウム終了後は、丸亀名物である骨付き鶏をいただきました。写真では伝わりにくいかもしれませんが、なんといっても大きい!とてもジューシーでおいしかったです。
こんにちは!卒研生の西留直人です。
私にとって高専シンポジウムは初めての学外発表ということで非常に緊張していました。当日の朝も緊張していたので朝ごはんを全て食べきることが出来ませんでした
ポスターセッションということで、時間に制限されず自分のペースで話せる良い機会であったのですが、自分から話しかけるのを躊躇ってしまいあまり多くの人に説明することが出来ませんでした。それでも3人程度の方に説明することが出来ました。その中でも仙台高専の専攻科生の方と長い時間お話をすることが出来ました。その方からの質問は予め考えていたものが多く、受け答えをはっきりと出来ていたと思います。しかし、「高専・大学生レベルの学習の内容を分かりやすく示すために考えていることはあるの?」という質問に対して詰まってしまい、はっきりと答えることが出来ませんでした。その段階までまだ卒研が進んでいないにしても、もっと普段から考えていれば、大まかな内容だけでも説明出来たと感じました。
この高専シンポジウムで自分の至らない点を多く実感しましたが、自分にも出来た点を見つけることが出来ました。それは、自分の研究の目的を明確に示すことが出来たことです。当たり前のことかもしれませんが、周りの発表を見たり、聞いたりしていると分野の違う人に目的を伝えるのは難しいことだと感じました。その点に関しては、自信を抱くことが出来ました。今回の経験から反省しつつ、自信にも繋ぎ、卒業研究に活かしていきます!
こんにちは!卒研生の眞野千輝です。
私は発表者ではないのですが、西留の共同研究者である・他高専の学生はどのような研究をしているのか知りたい・四国に行ってみたかったなどの理由から高専シンポジウムに行きました。
高専シンポジウムでは、先月のA&Sとは打って変わって同じ研究分野である工学教育を中心にポスター発表を聞きました。研究分野が同じだからか、悩んでいることが似ていたり、それぞれ聞きたいことが同じだったりと話が弾みました。
高専シンポジウムが終わってから、丸亀名物の骨付き鳥を食べました。スパイスが良く効いていてとてもおいしかったです。
翌日は朝ご飯に香川名物のうどんを食べた後、丸亀城を観光しました。
丸亀城は、石垣が60mもあり、日本一の高さであるとのことです。そのため、三の丸へと続く「見返り坂」という道は傾斜がとても急でした。見返り坂をのぼる途中に見えた石垣はとても綺麗でした。
丸亀城は平城であるため、天守閣がある本丸からの景色はとても見晴らしが良かったです。
天守閣は、1660年に建造されてから今も現存している四国で最も古い木造天守です。比較的小さい天守閣ながらも、外観は白く綺麗でした。中に至っては、さすが現存する天守というような歴史を感じさせる造りで梯子のように急な階段を登ったり、石落としを見ることができました。
初めての四国は、高専シンポジウムと観光、ともに満足できるもので良かったです。
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