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本科5年生になると、各研究室に配属されて卒業研究が始まります。卒業研究とは、これまでに本科で学んだ知識や経験を生かし、自分の定めた目標に向かって研究を進めるというものです。これまでは、先生方が授業として丁寧に学問を教えてくれましたが、卒業研究は自分で知識を習得し、計画を立て、主体的に行動しなければなりません。また、研究を進めていく中で生じるいくつかの問題をどう解決していくかという問題解決力も要求されます。




研究を進めていく上で、物理現象を多面的角度から考察したり、実験結果に基づいて今後の方針を決定することが必要となります。この時重要となるのが、仲間との議論です。仲間と議論を重ねることで、自分一人だけでは気づくことのできなかった新たな発見が生まれることがよくあります。研究室は仲間と協力し合いながらお互いに切磋琢磨する場であるのです。



研究室で行うのは研究だけではありません。技術者として必要となる倫理観、工学の基礎となる数学や物理の力、自分の考えを相手にわかりやすく伝える為のコミュニケーション能力などを養うために定期的にゼミを開いています。また、日々の研究室内での生活を通じて、自らの根底にある物の考え方、哲学にさらに磨きをかけることで、自分をより良くしていくことにも重点を置いています。




時には研究室での楽しいイベントもあります。仲間の誕生日をみんなで祝ったり。美しい物を見て、自分達の感性を磨く為に休日に美術館に出掛けたり。このように、時には息抜きをすることで、楽しく且つ、充実した研究生活を送っています。仲間と協力し合って1つの事を達成するということに価値を感じ、様々なことにチャレンジしています。



20代前半のかけがえの無い時間の中で、大切な思い出をみんなで築きあげています。

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