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高さ方向に温度差を生じさせることができる風洞(流れを作り出す装置)です。
内部に搭載されたコイルヒーターにより、最大で150℃程度の温度差を作り出すことができます。



音波を用いて噴流中の渦構造を制御することが可能な風洞です。
わずかな振動にも敏感で、振動を抑えるためにさまざまな工夫がなされています。

二線式温度流速計は、熱流体計測において、周波数帯域などの面で最も優れた性能を有しています。これを用いて熱流束など高次の相関量まで高精度に計測することにより、強安定成層流中の熱輸送現象などの解明がなされてきました。





ピトー管は、流体の流れの速さを計測する為の計測器であり、航空機における速度計にも利用されています。その構造は、二重になった管から成り、内側の管は先端部分に、外側の管は側面にそれぞれ穴が空いています。速度の変化に応じて、内側と外側の管の圧力が変化し、それらを測定することで流れの速さを計測します。



2つの計測点の圧力の差を測定する計測器です。ピトー管と接続し、ピトー管の内側と外側の管の圧力差を測定することで流れの速さを計測しています。




FPGAとは、複数の処理を同時に実行することが可能な電子デバイスです。PCやDSPは複数の処理を順番に行っていくのに対し、FPGAは同時に複数の処理を行うことができるという利点を有しており、高速な演算を行うことが可能です。本研究室では、このFPGAを採用することにより、アナログ素子を基幹とする二線式温度流速計をデジタル方式で実現させることを試みています。



DSPとは、ディジタル信号処理を行うための演算処理装置のことを言います。信号処理で非常に多く用いられる積和演算が高速に処理できるように、乗算と加算が同時に行える機能等の信号処理に特化した機能が実装されています。
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