電子制御工学科ホームページへ トップページへ
研究室での活動の様子などを中心に、
日常の出来事や研究を通して感じたことなどを紹介していきます。
過去の一言も月別でご覧頂けます :
2010.9.29 広島Cを応援しています。
更新者:小谷田 雄一郎

こんにちは!大庭研究室8期生の小谷田です。

今日は沼津の実家に帰省するついでに、研究室に遊びに来ています。いつ来ても研究室のメンバーが暖かく迎えてくれて、うれしい限りです。

先生や研究生達との優雅なティータイム

ところで、「鳥人間コンテスト」を知っていますか?
毎年夏に琵琶湖で行われる人力飛行機の大会でテレビ放映もされています。僕は東大の鳥人間サークル『F-tec 』の一員として今年の大会に参加しました!先日のテレビ放映を見てくれた人はいるかな?

人力飛行機はとても大きく(翼の長さは20m以上!)、また、翼、プロペラ、それを動かす駆動機構、計測器など様々な部品で構成されているので、多くの人が分担して長い期間をかけて作ります。

製作作業は徹夜続きになることもありますし、メンバー同士の意見の対立から作業が順調に進まないこともあります。そのようなつらい(こともある)製作を乗り越えられたのは、僕が大庭研究室にいるときに培った精神力・忍耐力のおかげだと思っています。

小谷田さん、広島のお土産ありがとうございます!

来年度は東京大学の大学院へ進学し、医療工学分野での研究をしていくため、今後はこれまで以上に忙しくなりますが、また時間を見つけて研究室の様子を見に来ようと思います。

最初に戻る
2010.9.24 流体力学会 年会2010
更新者:伊井雅俊

少し時間が空いてしまいましたが・・・、10日に流体力学会年会2010にて研究発表をしてきました。今年の年会は北海道大学札幌キャンパスで行われたため、前日に羽田空港経由で北海道入りしました。

発表当日の朝、宿泊先が大学の傍だったこともあり、徒歩で会場へ向かったのですが・・・

北海道大学キャンパス内
・・・さすが北海道大学、大自然に溢れ、落ち着いた雰囲気が漂っています。

今回発表したセッションは”成層”をテーマとしていたのですが、自分たち以外の発表者は修士の学生ばかりで、会場には著名な大学の先生方も来られていたため非常に緊張しましたが、自信を持って発表することができたと思います。

発表の構成を考える際や質疑に対する応答では、聞き手が何を知りたいのか、どういった表現なら研究の意義が主張できるのかを常に意識することが重要であると今回の学会発表を通じて痛感しました。また、発表の準備において、詰めの段階で学べるものこそ自分を成長させる上で重要であると言えるので、忙しい時期であっても早くその段階へ到達し、自分自身を向上させていけるよう、今後さらに努力していこうと思います。
発表後に年会の案内板の前で

最初に戻る
2010.9.15 高専学会で受賞
更新者:長谷川 輔

この度、8月28日に行われた日本高専学会第16回年会講演会でのポスターセッションにおいて、長谷川(専攻科1年)が優秀賞を頂きました!

>>日本高専学会第16回年会講演会での発表の様子はこちら

発表日がケニアの滞在期間と重なってしまったため、当日は同じく発表を行った早苗(専攻科1年)と大庭先生が代理で説明をしてくださいました。

この優秀賞を頂けたのはその2人の説明が物凄く素晴らしかったからだと思います。本当にありがとうございました。

優秀賞の賞状

追伸 : 伊井君!君もポスターを少し手伝ってくれたそうじゃないか!ありがとう!

最初に戻る
2010.9.15 機械学会年次大会に行ってきました!
更新者:長谷川・早苗

9月5日(日)〜8日(水)に名古屋工業大学で行われた2010年度日本機会学会年次大会に早苗(専攻科1年)と長谷川(専攻科1年)が口頭発表に行ってきました。

名古屋工業大学入り口

早苗は6日、長谷川8日と別々の日の発表でしたが、両日とも研究室OBの伊藤敦君が応援しに来てくれたので元気100倍でした。では、各感想を聞いてみましょう。。。

(早苗)この週は6日に僕、8日に輔、10日に藤田さんと伊井という4件の発表がありました。加えてテスト期間というとても慌しい日程でしたが、忙しいときに何ができるかということが、本当の自分の力ではないでしょうか。僕の発表したセッションでは、周りは大学院生や社会人の人たちでした。そんな中でも物怖じすること無く発表できたように思います。

自分の研究成果を発表する、ということは当然聞き手がいます。その聞き手に内容を理解し、納得してもらうことが大切です。ただ内容を話すのではなく、相手の視点に立つことが重要です。そのためには自分の研究の特長を明確に主張できるのはもちろんこと、聞き手にはどのような人がいるのか、ということを考えることも必要となります。学会発表を行うことで、改めて自分の研究と向き合う機会となったように思います。専攻科修了までを考えても学会発表の機会はあと数回しかないと思います。その1回1回を全力で挑み、自分を高めて行きたいと思います。

(長谷川)私は技術教育・工学教育という部門であったため、参加したセッションの中で学生は1人だけでした。緊張のあまり、何回か噛んでしまうこともあり反省点がたくさんありましたが、東大や九州大といった先生達の前で発表したということはとてつもない経験となりました。今回の発表で得た良い点・悪い点を活かし、次回の発表に繋げたいと思います。

発表する早苗(長谷川はカメラを忘れたため写真なし)

最初に戻る
2010.9.14 帰国報告:2週間で飛行機8回乗りました。
更新者:長谷川 輔

8月21日から2週間程、現在行っている研究の関連でアフリカケニア共和国へ行ってきました!

ケニアへは成田空港→(約10時間)→ドバイ空港(6時間滞在)→(約5時間)→ジョモ・ケニヤッタ空港と丸一日かけての渡航でした。疲れました。

現地に着いてまず驚いたことは、意外と涼しかったことと日本の中古車がバンバン走っていたことです!

空港がある首都ナイロビは標高が高いので年中涼しいようです。でも海岸沿いのまちは暑かった。。。最近日本はエコにこだわっていますが、途上国でこんだけ日本車が排気ガスを出していたらエコではないですねぇ。。。

宿泊した部屋から見えるナイロビ海岸近くのまちの様子

今回は、ケニア共和国の各地の大学・職業訓練校をまわって、日本で開発した(ケニアロボコン仕様の)ロボットによるデモンストレーションと説明を兼ねた意見交換を行ってきました。

これバッテリー何V?>7.2Vやで!プレゼンしているのが長谷川

ケニアの学生さんや教員さんたちは、ロボットについて知りたいという気持ちが強く、質問も多くてとても熱意を感じました。現地では電子部品の入手が難しく、電化製品を分解してバッテリーなどを使っている学校もありました。

各学校を訪問して、自分のいる「高専」という環境がいかに恵まれているかを再確認しました。また、ケニアロボコンに関してだけでなく、アフリカの現状を知ることのできるとても有意義な旅でした。

※今回は調査団としてJICAの協力の下、ケニア共和国へ行きました。現地JICAの方々、またその御家族の方々には、大変お世話になりました。色々と勉強になる経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

最初に戻る
2010.9.8 初めての年次大会、久しぶりの学会発表 其の二
更新者:伊藤敦

10期生OBの伊藤敦です。

また、愛知から静岡に戻ってまいりました。

今日は年次大会の最終日であり、また、輔の発表日でした。

昨晩、予稿集をめくっていたところ、「FPGAによる画像解析」を扱った発表を見つけました。

その発表が行われるセッションは9時からの開始であったため、聴講するには豊橋を朝早く出なければなりませんでした。しかし、去年FPGAを使った研究テーマを扱っていた自分としては興味があり、同セッション内の他の発表にもいくらか気になるものがあったため、5時、6時起きを覚悟で、いつもより、早く床につきました。

そして、今朝…

見事に寝坊しました…

当然9時からのセッションには間に合いませんでした。

更に悪いことに、台風の影響で岡崎駅で足止めされ、輔の発表も聴講できないという最悪の事態に発展しました。

寝坊しなかったとしても台風に阻まれて、そもそも間に合わなかったのかもしれないと思うところもありますが、やはり寝坊しなければ間に合っていたのではないかとも思います。何にせよ、自分の不手際でいくつものチャンスを逃してしまったのですからとても悔しいです。

輔とはその後、名古屋駅で合流できました。一緒に昼食を取りつつ、最近の研究室のことやケニアでのインターンシップのことなどをネタに話をしつつ、楽しい時間を過ごせました。

それから午後、一昨日と同じように名工大の門をくぐり、やっとこさ会場入りしました。

最終日の午後とあって、会場の片づけが進んでおり、残っているセッションも少なくなっていましたが、流体工学関連の発表はまだまだやっていたので、そちらの2セッションを聴講してきました。

先日の「一言」でも書いたように、今回の年次大会では「発表者」としてではなく、「聴講者」として参加したわけですが、聴講するだけでも日本でどのような研究が行われているかを知る機会となりましたし、発表中の話し方やスライドの見せ方を見て学ぶこともできました。

自費で移動する分、行動範囲は限られてしまいますが、今後とも学会で開催されるイベントに参加し、知見を広げていきたいと思います。

最初に戻る
2010.9.6 初めての年次大会、久しぶりの学会発表 其の一
更新者:伊藤敦

10期生OBの伊藤敦です。

9月も豊橋技科大はお休み中です。先日も書いたように、この休み中は基本的に大庭研で自学を進めつつ、弓道場へ通って稽古をしつつ過ごしています。ですが今週、私は機械学会の年次大会に参加するべく一旦豊橋に戻りました。

私にとってこの年次大会は、昨年度参加した高専シンポジウム以来、久しぶりの学会発表です。といっても、私は今回発表をする側としてではなく、聴講する側として参加しました。 また、学生員として機械学会に入会して以来、初めて参加する学会の行事であったため、ちょっとばかり緊張しつつ、かつわくわくしながら会場である名古屋工業大学の門をくぐり抜けました。

今回の年次大会は4日間開催されているのですが、2日目の今日は、早苗の発表を見に行くこともあって、流体力学関連の研究発表や講演を見てまわりました。

実のところを言うと、機械系の学科に編入したとは言え、流体力学に関してはまだまだ勉強不足であると感じているところです。 しかし、8月中に伝熱工学を集中的に勉強していたおかげか、基礎的なキーワードや物理モデルを意識しながら聴講できたように思います。 些細なことですが、早速夏の努力の結果が出た、というところでしょうか?

年次大会最終日の明後日、今度は輔の発表を聴講しに名工大に行ってまいります。 今日は「流体」に関する発表を聞いてきましたが、明後日はまた別の分野の発表も聞きに行ってこようと思います。

最初に戻る
2010.9.1 帰国報告
更新者:早苗駿一

8月2日から21日までの3週間、フィリピンにあるTSG Stainless,Inc.という会社にインターンシップに行ってきました。

フィリピンに行ってまず気になったのは、ジプニーとトライシクルと呼ばれる乗り物です。

ジプニー
トライシクル

日本には無い感じ… 惹かれますね! 運賃はとても安く、フィリピンの人の重要な移動手段となっています。ちなみにトライシクルには最大で6人くらい乗るそうです!自分も乗ってみたかったのですが、治安があまり良くなく日本人だけで乗るのは危険だということで今回は断念しました。

さて、実習ですが、図面を読み取って必要な材料をリスト化する作業やステンレス・PVC(ポリ塩化ビニル)の溶接を行いました。実習の内容説明等は基本的に英語のやり取りでした。正直、自分の英語力には不安がありましたが、つたない英語でも話をしていく中で次第に相手の言いたいことが分かってきました。まずは構文を気にせず、話をしてみることが大切であると感じました。また、工場の人たちはとてもフレンドリーな人が多く、実習以外についても様々な話をすることができました。

今回のインターンシップは久留米高専の筒井あかりさんと共に実習を行いました。2人で考えたり議論したりしたことでとても有意義な実習になったと感じています。頼れる相棒です!

チョドさんと一枚
左から 筒井さん(久留米高専) チョドさん(TSG従業員) 早苗(沼津高専)

今回のインターンシップを通じてものづくりの設計・製作・評価・出荷のプロセスを体験的に学ぶことができました。また、実習以外ではフィリピン人と日本人の国民性の違いや、環境の違いなどを体験することができ、非常に有意義なインターンシップであったと感じています。今回受け入れてくださった株式会社タイショー技研様・TSG Stainless,Inc様、資金援助してくださったJODC(財団法人海外貿易開発協会)様、本当にありがとうございました。

追伸:海外のインターンシップといえば、現在、長谷川君がケニアに行っている最中です。きっと今頃はケニアの大学生とロボットに関して熱い議論を交わしている最中だと思います。ケニアは暑いんですかね?ちなみにフィリピンはそんなに暑くなく、むしろ日本のほうが暑いくらいでした。

最初に戻る
Copyright(C)2011 OHBA Lab. All rights reserved.