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2007年度のメンバーページへようこそ!
2007年度は専攻科生1名、卒研生4名の計5名の学生が所属していました。

過去のメンバーページもご覧頂けます :


出身中学校 : 浜松市立都田中学校
部活 :今は無き ソフトボール同好会
趣味 : 野球
<高専での思い出>
寮や研究室での楽しい時間
<沼津高専の志望動機>
早い時期から、専門性の高い学習をしたかったため

私は、3年間この研究室で「風洞実験によって得られたデータの解析的研究」をテーマとして研究を行ってきました。日常的には「浮力」を対象として、風洞と呼ばれる装置内部で計測した温度・速度データの解析を行っていました。解析では主に、データを計算するためのプログラムを作成し、解析結果から現象を考察します。しかし、データや解析結果が現象のすべてを捉えている訳ではなく、風洞装置や計測器等には機械的・電気的誤差が存在するため、それを踏まえて注意深く現象を考察しなくてはなりません。その為、解析的研究を行う上でも電子制御工学科時代に学習した機械、電気電子、情報のベースとなる知識を幅広く活用しています。
勉強そのものの楽しさ、更には勉強したことを活用する楽しさを味わえるのが大庭研究室の魅力です。




出身中学校 : 静岡県浜松市立積志中学校
部活 : 無所属
趣味 : GLAY、美術鑑賞、珈琲
<高専での思い出>
大庭研究室、寮生活
<沼津高専の志望動機>
人にやさしい”モノ”を作るため

大庭研究室在籍時には、内部重力波の空間構造と熱輸送に関するデータ分析を行いました。また、大学の編入学後も、学会で研究内容を発表する貴重な機会を頂きました。その時、先生には卒業後であるにもかかわらず、論文の添削やプレゼンテーションの手法など非常に熱心な指導をしていただきました。その中で、事実や自分の主張を相手に正確且つ効果的に伝える方法を学ぶことができました。本当に感謝しています。
現在は、社会をモデル化し、より良い状態を形成するためには、どのような制度が望ましいのかを、理論的および実験的に分析する研究をしています。現在の研究内容は、在籍時のテーマとほとんど関係ないですが、現象の基にあるものを大事にする姿勢や研究を進める方法などは、大庭研究室で学んだものと全く変わらないと肌で感じています。
また、大庭研究室では勉強だけでなく様々な刺激を受けました。その中で、美術鑑賞という新しい趣味ができ、最近では感動や情熱、躍動といった心情を表現する手法の多様性に強い関心を抱いています。
以上のように、勉強はもちろん、それ以外の“ナニカ”を学べる研究室が大庭研究室だと思います。



出身中学校 : 沼津市立門池中学校
部活 :卓球部
趣味 : クライミングとか
<高専での思い出>
清隆君とキャッチボールしていてガラスを割ったこと
<沼津高専の志望動機>
「ものづくり」が好きだったから

大庭研究室では、流体の温度計測に用いる抵抗線温度計のデジタル化に1年間取り組みました。物理、電子回路、プログラミングなど様々な知識と技術が必要な、とてもやりがいのあるテーマでした。
高専卒業後は大学に編入学し、毎年夏に琵琶湖で行われる人力飛行機の大会「鳥人間コンテスト」に出場するために、日夜飛行機の製作に取り組んでいました。
作業は大変でしたが、みんなで1つのものをつくるという経験はとても貴重でしたし、楽しかったです。
大学からは他にも、クライミングや沢登りを始めるなど、学業意外にも色々なことに挑戦しました。
若いうちは、色々なことに挑戦してみることが大事だと思っています。大庭研究室は、機械でも回路でもプログラミングでも興味のあることは何でもできます。

大庭研は常に新しいことに挑戦し続けます! 今後の大庭研から目が離せない!!



出身中学校 : 浜松市立東部中学校
部活 :剣道部
趣味 : 読書
<高専での思い出>
5年生時の機械学会卒業研究発表で、研究室一丸となってベストプレゼンテーションアワードを獲得したこと
<沼津高専の志望動機>
沼津という地に憧れて

私は、大庭研究室で流体力学の実験的解析について研究をしており、特に内部重力波の解析を行っています。風洞実験を行うことで温度と速度の情報は得られますが、そのままのデータからでは流れの中で起こっている現象の本質をつかむことは難しいです。解析というのは、コンピュータを用いてデータを処理するプログラムを作成し、実験で得られたデータを分かりやすく整理・分類することであり、流れの中の現象を視覚化するようなプログラムは現象の理解を深めることができます。単にプログラミングを行うだけでなく、物理的な現象を常に考えなければいけないために、非常に難しいテーマですが、日夜データと向き合って試行錯誤したり、研究室のメンバーと議論しながら研究を進めています。たまには、息抜きにおいしいものを食べたり、美術館に行ったりもして一般教養も深めています。自分の能力を伸ばすための時間が豊富にある学生だからこそ、遊びに勉強に全力を尽くして日々の研究に励んでいます。



出身中学校 : 伊東市立対島中学校
部活 :硬式テニス部
趣味 : ツーリング、写真を撮ること
<高専での思い出>
研究室に配属されるまでの4年間はテニスに打ち込みました。4年生の夏の大会で全国大会に行った事が今も深く心に残っています。
<沼津高専の志望動機>
航空分野に興味があり、飛行機を飛ばす技術を学びたいと思ったからです。電子制御は機械・電気・制御を広く学ぶことができると聞いたので、電子制御工学科を志望しました。

私は、流体実験に使用するデジタル計測器の開発を行っており、開発に当たって、電子制御工学科で学んだ機械、電気・電子、制御の知識を多く活用しています。一般に、流体実験における計測対象には、速度・温度・圧力・密度等の物理量があります。私の開発している計測器は、これらの物理量の中で、温度と速度の物理量を計測可能であり、尚且つそれらを同時に取得できるという利点を有しています。温度と速度の同時計測と聞くと、どんな複雑な計測器なんだと思われるかもしれませんが、本計測器の計測原理は非常に簡明なもので、本科の1年生の時に学びました。しかし、計測原理は簡明でも本計測器の性能は非常に優れています。このような性能を実現する為に最も必要なものは、『より良いものを作る』という強い意志であると私は考えています。今の現状から性能を向上させる為に、どういうシステムであるべきか、それぞれの要素の果たすべき役割や本質は何であるのかを深く考え、幾度も改良を重ねていくということです。その為に必要となるのは、日々色々なことに気づくこと、疑問を持つことだと思います。私もまだまだ未熟ですが、研究室における日々の生活の中で、自分自身を成熟させていきたいと考えています。


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