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研究室での活動の様子などを中心に、
日常の出来事や研究を通して感じたことなどを紹介していきます。
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2014.1.14 研究・学習活動報告会を終えて
更新者:鈴木 智大

専攻科1年の鈴木智大です。

昨日、2013年度研究・学習活動報告会が行われました。

これは、専攻科1年に在籍している学生が自身の研究成果について口頭発表を行う報告会であり、今年度は20名の学生が参加しました。発表のなかには本科5年次から継続して研究が進められているものもあり、本科の発表と比べて専門的な要素が強くなるため、興味深い研究が多々ありました。

私もこの報告会に参加し、6分間の口頭発表を行いました。これまでに学内・学外含め、数回の口頭発表を経験してきた私ですが、未だに発表前の緊張感に慣れることができません。しかし、自身の成果を報告することは大変な反面、楽しくもあります。成果を聴衆に対して報告することで、自身をアピールできるとともに、これまでの活動を客観的に振り返ることができます。これは、自分自身の成長に繋がるとともに社会においても重要な要素だと私は思います。正直な話、私は自信をアピールしたり、他者に対して成果を報告するというのがあまり得意ではありません。だからこそ、報告会の準備期間・当日を含め、気づかされることが多々あり、その度に自身を見つめ直すいいきっかけ作りになっています。

今回、私は発表の準備期間に不覚にも体調を崩してしまいました。そんなとき、励ましてくれたのが今年度の卒研生でした。彼らも学会の予稿や授業の課題に追われ大変な時期であったにも関わらず、私の作業を快く手伝ってくれました。最近、私は考え事をよくするようになりました。あのときにこうしていれば、こう卒研生に言ってあげていれば、彼らが今おかれている状況をもう少しよくできたのではないか、あのとき素直にこうしていれば自分の状況を追い込むような事態にはならなかったなど、反省の方が多いですが、やってよかったなと思うこともあります。そういった小さな経験を積み重ねることができる今の環境に素直に感謝し、失敗も成功も自分の肥やしできるよう日々努めていきたいと思います。

次は3月の学外発表となるので、今回得た経験を活かせるよう研究室一丸となって、今年度の研究活動の締めに相応しい成果を残したいと思います。


口頭発表を行う鈴木

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2014.1.11 年末OB・OG会
更新者:藤田 陽平、戸本 佳佑、鈴木雄太

明けましておめでとうございます。卒研生の藤田陽平です。

先日、大庭研究室の年末OB会が開催されました。今回は私達卒研生が主催ということで、努力の甲斐があってか、20名以上の方々に集まって頂き、世代を超えて沢山の人とお話する機会を得ました。

先輩達とのお話の中で、研究の事や自分自身の悩みについて相談すると、自分と同じような境遇や、それ以上に過酷な経験をされていた方々がいた事に驚きました。世代毎に研究室の状況も変わるので悩みを理解してもらうのは難しいと思っていましたが、本質の部分は共通していて、非常に参考になるアドバイスを頂きました。特に物事の進め方や時間の使い方に関しては、自分ではまず及ばないような考え方を持っていて、厳しい社会を生き抜くための知恵を沢山教えて頂きました。

全く頭が上がらない、自分から見れば雲の上にいるような方々ですが、その先輩達でさえ最初から上手くやってのけていた訳ではなく、研究室で何度も失敗した経験から学んだのだとおっしゃっていました。その辺りの話には非常に共感し、気持ちの整理もついたので、正直に打ち明けてみて良かったと感じました。先輩方から頂いた言葉を励みに、今年一年は飛躍の年となるよう、精進していこうと思います。


明けましておめでとうございます。卒研生の戸本佳佑です。

先日大庭研究室のOB・OG会を行いました。社会の最前線で生きる先輩方が学生時代どのように過ごしていたか、現在どのような経験が活きているかなどのお話を伺うことができました。OB・OGの皆様方とのお話を通じて大庭研究室で過ごしてきた半年を振り返るとともに、専攻科へと進学し研究室二年目に突入する今年の抱負を述べたいと思います。

OB・OG会の最中にOBの方から「何かの目的があるとき、整然とした論理とそれを実現するための熱意を伝えることができればそれを実現する環境は整ってくる。」といった話を伺いました。本当にその通りだと感銘しました。しかしながら、昨年の私が目的達成のために論理と熱意を伴えていたのかと振り返れば、まだまだ伴えていないという現状が目立ちます。昨年は、研究室配属から始まり、大学編入試験、研究の中間発表、外部でのポスター発表など私にとって激動の一年となっていました。しかし、どのイベントをとっても乗り越えることに精一杯であり、自分なりの目的やこだわりを込めたり、それを伝えるための努力が足りなかったと反省は尽きません。

しかし、反省は次の成長への糧となります。研究室二年目となる今年はそんな反省を活かし「こだわりを持ち伝えること」を意識していきたいと思います。さらに、四月には新しい卒研生を迎え私にも後輩ができます。私が一年通して学んできたことを伝え、研究生一同協力し大庭研究室をさらに活気づけていきたいです。もちろん私自身も飛躍の年となるようにより一層の努力を続けたいと思います!


明けましておめでとうございます。卒研生の鈴木雄太です。

私が今年度4月に大庭研究室に配属してから、今月で10か月目となりました。この間、多くのOB/OGの方々が研究室に来訪し、就職・進学した後や高専在学中の経験談、人生相談など様々なお話をして頂きました。それらの会話を通して、自分の考え方や人生の歩み方を見直したり、研究室での活動を進める為の参考になったりと、僕たち卒研生の成長のきっかけとなりました。

そして、昨年末、OB/OG会を催し、10期以上離れた大先輩から1つ上の先輩まで、幅広い代の方々の話を一度に聞くことができ、普段研究室で話を聞くのとは違った刺激を受けました。私が特に感じたことは、先輩方は皆 ”人生を謳歌している”ということです。これはただ単純にラクをしているという意味ではなく、自分の能力(何ができるか)を仕事や研究、プライベートに十分活かせているということです。”能力を活かせる”ということは、非常に難しいことだと私は思います。まず、能力を活かせる機会・場所をみつけ、そこに身を置くためには、他者の承認が必要です。先輩方は、様々な事に挑戦し、多くの危機や失敗を乗り越えてきたと伺いました。そしてその経験が、会社や大学で活かされているようです。

以前の私は、学びに対し強い選り好みがあり、偏った能力の付け方をしていました。そんな私が研究室でまず行ったことは、この選り好みのフィルタを取り除くことでした。自分が苦手な事・気が向かない事でもトライしました。今後、さらに色々なことに挑戦し、ストイックに卒業までの三か月間、生活しようと思います。そして、私も能力を活かせる人になります。


大庭研OB・OG会

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