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研究室での活動の様子などを中心に、
日常の出来事や研究を通して感じたことなどを紹介していきます。
過去の一言も月別でご覧頂けます :
2013.12.27 クリスマス
更新者:鈴木 雄太

2014年まであと5日

こんにちは。今まで失敗を重ね続けてきたセンサづくりがようやく成功し、最高のクリスマスプレゼントをもらったなと幸せ気分な卒研生の鈴木です。

年末が近づき日々研究や大掃除に勤しむ大庭研究室ですが、先日のクリスマスイブに、休憩を兼ねてちょっとしたクリスマスパーティをやりました。ピザを焼き、ケーキを食べ、楽しいひとときを過ごしました。

智大さんの専攻科中間発表会の予稿提出が無事終わりましたので、今後は機械学会の卒業研究発表会の予稿提出に向けて、研究生一同、互いに協力し、急ピッチで研究を進めていきます。

ピザ(手前)とケーキ(奥)

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2013.12.24 社会人になって
更新者:石金佑介

こんにちは。大庭研究室OBの石金です。

帰省がてら大庭研究室に寄り、いろいろと懐かしい気持ちになりました。

私は現在、機械・プラントメーカーで働いています。本社は静岡県ですが、9月上旬に東京支店に配属されました。東京支店では関東はもちろんですが東北全域、新潟県、長野県の一部にもユーザーさんがいるため、ほとんど毎日が出張です。

社会人になって一番感じたことは積極性とスピード感が大事だということです。機械にトラブルが起きた時、一番困るのはユーザーさんです。ユーザーさんからすると、機械が止まる=会社の利益が無くなるということですので、スピード感を持った対応が求められます。

社会人になってから学ぶことは多いですが、大庭研究室での経験が活かされていることがたくさんあります。現役の研究生も、忙しい時期だとは思いますが今以上の気持ちで研究に取り組んで欲しいです。必ず自分のためになっていますよ!!!

久々にプローブをはる石金さん
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2013.12.11 大庭研究室の日常 〜柿ジャム作りました〜
更新者:藤田陽平

こんにちは、卒研生の藤田です。

寒さがまた一段と厳しくなり、朝布団から出るのが辛い今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、話は変わりますが、先月大庭先生から大量の柿を頂きました。調べたところ、柿は10月から11月にかけて、最も沢山の種類が店頭に並ぶらしく、品種によっては12月も美味しい旬の時期にあたるそうです。私は柿が大好物なので、研究の休憩がてら食べたり、切り分けて研究室のメンバーと一緒に食べたりしました。日も経たないうちに残り2個となり、今まで通り普通に食べるのも少し勿体ないと感じていたので、少し趣向を凝らして「柿ジャム作り」を行いました。

そもそも料理経験すら少ない私は、作る過程で失敗の連続でした。何とか最終的にはトロトロとジャムっぽくなりましたが、ジャム作りの難しさをこの身に感じました。作ったジャムを瓶に詰めて冷蔵し、待つこと一晩、やっとの思いで完成しました。

他のメンバーに食べて貰う前に味見をしたところ、果肉は干し柿のような甘さで柔らかい、ジュレはしっかり柿の風味を残しつつレモンの酸味が利いていて…、これはジャムになっているのではないか!?と自分自身驚きました。研究室のメンバーにも味見してもらったところ、評価は良かったので、作ってみてよかったと思いました。ジャムの付け合せとしてクラッカーを購入し、挟んでみました! これからも様々な料理にチャレンジしていきたいと思います。


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2013.12.3 沼津高専就職祭2015
更新者:鈴木智大

12月2日に沼津高専の第2体育館にて、沼津高専就職祭2015が開催されました。

就職祭は毎年12月に開催されており、沼津高専の就職希望の学生が企業の経営者や人事担当の方との面談を通し、業界研究や企業の比較検討、志望動機を固めるために活用しています。また、企業側にとっても工学技術を学んできた学生に自社の魅力を直接伝えられる機会でもあり、双方にとって良い交流の場となっています。

今回は去年よりも多い35社の企業が参加して下さり、例年以上に活気に満ちていました。参加した学生も多く、複数のブースで活発な面談が行われていました。

私が就職祭に参加して感じたことは、キラメッセ等で行われる合同企業ガイダンスと沼津高専の就職祭には違いがあるということです。合同企業ガイダンスには、沼津高専に限らず複数の高校・大学の学生・生徒が参加します。そのため、参加する企業の業種も多岐に渡り、自身が専攻している分野外の知見を広げることができると私は考えています。

一方、沼津高専の就職祭は沼津高専の学生のみが参加するので、参加する企業は自ずと工業系が多くなります。また、参加している企業は過去に高専出身者を採用した事例があるか、これから高専の学生を採用したいと考えているかの2通りに分けられると考えられます。

また、高専学生にとっても先輩が就職した企業や高専に関心を持って頂いている企業と直接お話できることはまたとない機会です。 就職祭は企業が高専学生を理解し、学生が企業の技術者の姿を学ぶ場所であると私は思いました。

一見、自分が専攻している分野とは関係ないように思える企業においても、意外と関連性があったり、異分野の知識が活用できそうな部分が少なからずありました。 そのなかで自分が将来何が出来るのか、どういう場面で活躍することができるのかを企業の方のお話と照らし合わせて考えることができました。

既に就職活動をしている方やこれから本格的に活動していく方が多くいると思います。私も今回の就職祭で学んだことを踏まえ、自身の将来のことを見据えた行動をしていきたいと思います。


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2013.12.2 たまの休暇はいいものです
更新者:伊藤敦

こんにちは。 大庭研究室10期OB(2009年度卒業)の伊藤敦です。

現在は豊橋技術科学大学の博士前期課程(修士課程)にいます。

2週間ほど前の週末、小休止のつもりで実家に帰って、その折に高専にも顔を出してきました。

夏に来たときにも見たのですが、正門から入ってすぐのロータリーにモニュメント「成長の芽」ができたのですね。 先輩から話は聞いていましたが驚きました。 専攻科棟の前や学食の入り口付近にも寄贈されたモニュメントが元々ありましたし、10年、20年後にはまた新しい記念碑が学内に建つのかもしれませんね。


この「成長の芽」ですが、よくよく解説を見てみると、フルモールド法、と呼ばれる鋳造方法で造られていると書かれていて更に驚きました。 私は今、安全でかつ効率のよい鋳造プロセスの実現を目指した、液体注ぎロボットの研究を行っているため、ロボット工学や制御工学以外に鋳造関連の情報も収集しています。 フルモールド法はその鋳造業界では有名な鋳造方法の一つで、所望の精密な形状の製品を高い精度で実現できる利点があります。

このフルモールド鋳造法で「成長の芽」を作った木村鋳造所がほぼ地元にあることを知らなかったことに大きな悔しさを覚えつつも、鋳造工学に関わる身としては、母校に優れた鋳造技術で造られたモニュメントがあるということはなかなか感慨深いものがあります。

元々学会関係で知ってはいましたが、高専から帰った後、改めて木村鋳造所のHPを見てみました。 企業のHPなので、当然製品の技術やその紹介が載っているわけですが、その中に韮山反射炉に関するページがありました。 静岡県東部が地元の方はよく知っているとは思いますが、韮山反射炉は地元の名士・江川担庵が幕末に、大砲を鋳造するために建造したものです。 最近だと「明治日本の産業革命遺産 九州・山口及び関連地域」のうちの一つとして世界文化遺産への推薦が決まっていますね。 実はこの韮山反射炉に関して木村鋳造所の方が実際に鋳造ができるのかどうか検証をされていて、さらに先ほどのフルモールド法を使って大砲の復元を行ったというのです。 三島駅からなら車で30分程度の位置です。 これは行かなければならないと思い立ち、高専に行った翌日に実家の車を借りて観光に行ってしまいました。


韮山反射炉の周りはそれほど広くなく、少し大きな公園、といった印象です。 今は反射炉本体のみが残っていて、大砲製造のための穿鑿装置が置かれていた建屋などはなくなっています。 割合静かな、落ち着ける空間でもありましたが、反射炉の随所に炉の各部の解説ボードが置いてあり、現代の鋳造プロセスを知る自分としてはそこに凝らされた工夫、当時の技術の素晴らしさを知ることがとても楽しいものでした。


反射炉のそばには勿論お土産屋さんもありましたが、それとは別に地ビール工場とビールの楽しめるレストランがありました。「反射炉ビール」として売り出されています。 反射炉でのビール造りは江川担庵公が当時パン食を提案していたことに由来するそうです。 最初は「なぜ反射炉でビール?」と思いましたが、パンの発酵プロセスからビールが生まれた歴史もありますから、そう考えるとではビール造りに至ったのは自然な流れなのだとも思いました。 雨が降るかもしれない、とも思い車で来ましたが、地ビールがあることを到着してから気づいてとても悔しいと思いましたね。 思い立ってどこかに行くことは、それはそれで大事なことだとも思っていますが、やはり十分な下調べはしておくべきです。焦ってはなりませんね。

この間はそう時間もなかったので反射炉しか見てきていませんが、少し移動すれば担庵の暮らしていた江川亭もありますし、伊豆長岡で温泉を楽しんでくることもできます。 世界遺産に決定したら今は失われている反射炉周辺の建屋の復元もやるらしいので、その時にまた来て、今回楽しめなかった部分も十二分に堪能できたらなぁ、と思います。 当然、今度は必ず伊豆箱根鉄道で。

何かまた新しい出来事があったら報告します。 では、また!!
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