大庭研究室卒研生の安田です。
10月26日に振り子をテーマにした出前授業を行うため、舟田研究室と沼津市立第4中学校に行ってきました。
単振り子・2点吊り振り子・半円柱・pendulum snake・制振構造 以上5つのテーマを扱い、13時30分からの90分間の長い時間、計17人の中学生が真剣に聞いてくれました。どう伝えれば理解してくれるのか、また受験を控えた中学3年生に向けて、振り子の知識以外にも何か大事なことを伝えたいと思い、考えながら工夫して準備を進めてきました。
今回の出前授業をするにあたり、伝える相手と対比させながら客観的に説明できることの大切さを実感することができ、それがどれだけ難しいのか分かりました。普段から、学んだことは自問自答しながら、第3者の視点から説明できるようにトレーニングしていきたいです。
発表では、伝わりにくい部分や理解出来ない点が多くあったかと思います。それにもかかわらず、アンケートの集計結果から、中学生にとっても非常に満足度の高い授業を行うことができたと分かりました。私たちにとっても、嬉しい結果となり、授業を通して伝えたメッセージが少しでも、今後の中学校生活、受験に役に立てばいいなと思います。中学生の皆さん、ありがとうございました。
発表の中で、より難しい専門性に触れたいと思った人や疑問点があれば、大庭研究室ホームページにリンクされている「理科教育教材〜振り子〜」を見てみてください。振り子の説明や論文がUPされています。
1週間後の11/3,4には、高専祭があります。そこでは、振り子の実験はもちろん流体を扱った授業を短い時間ですが実施します。
フォグマシーンを用いて、実際に空気の流れを実感してもらう予定です。楽しみにしていて下さい。
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