大庭研究室の鈴木です。
9月10日(月)〜12日(水)にかけて、「日本機械学会2012年度年次大会」が金沢大学で開催され、大庭研から私が口頭発表を行いました。
前回の「機械学会卒業研究発表講演会」での反省をどう反映させていくのかが、今回の課題だということを感じていたので、今までのように原稿を暗記してただ単にそれを読み上げるのではなく、原稿を作成した上で強調しなければいけない部分、聴講者に納得させるようにゆっくりと話す部分といったように原稿の中身を分類し、専門用語のように聴講者が分かりにくい部分があった場合には補足を付け加えるなど、聴講者の立場を考えて原稿を作るだけではなく、自身が研究内容の要点を把握することに努めました。
そのかいもあって、当日は無事に発表を終えることができました。しかし、私自身が研究内容を真に理解し、それを他者に対して明瞭に話すことが出来ていないと感じたので、今後の課題としては本研究に対するさらなる知識を増やしていくことだと考えています。 先輩から研究内容を引き継ぎ、それを元に研究発表の準備を行うことは大変でしたが、発表が成功したときの達成感に勝るものはありません。この達成感を原動力にし、次の学外発表を頑張りたいと思います。
また、発表終了後に大庭研OB(8期生)である杉山清隆さんと合流し、一緒に夕食をいただきました。
杉山さんは北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の博士課程に進まれ、現在所属している研究室の様子や研究内容など、興味深い話を聞くことができました。また、帰り際に杉山さんが、ひがし茶屋街と兼六園を案内してくれました。お忙しいなか時間を割いて頂きありがとうございます。
ひがし茶屋街では、金箔に包まれたロールケーキ(黄金の焼き菓子)と烏骨鶏カステラなるものを購入し、兼六園では杉山さんが親切丁寧に観光案内をしてくださり、各名所を理解を深めながら歩くことが出来ました。
本当に今回の旅は充実したものとなり、このような素晴らしい経験を積めることは、自分の研究活動や今後について考える上で大いに参考になり、非常に有意義であると感じています。
|