先日、沼津高専一日体験入学がありました。 私たち大庭研究室では「スリップストリームで遊ぼう」というテーマで展示を行いました。
例年よりもあまり準備がスムーズに進まず、展示したものの多くが仕上がったのが前日になってしまいました。 やはり、計画性を持って物事に取り組むことは重要だと感じました。
当日は、展示場所が展示室の一番最初だったこともあってか、非常にたくさんの方々に私たちの展示を見ていただきました。 パネル展示では、私たち卒研生や補助にきてくれた3・4年生がパネルの説明を行いました。
僕にとっては今回のパネルは手塩に掛けてデザインしたものだったので、展示がうまく出来てよかったです。 風洞を用いたスリップストリームの実演実験も、新しく作った模型と、改良を施したモータ駆動回路によって、中学生の方々に興味を持ってもらえたようでした。
当日私たちの展示や電子制御工学科の展示を見に来て頂いた方々、また、一週間前から当日に向けて様々な研究室の手伝いをしてくれた3・4年生の補助学生の方など、本当にありがとうございました!
話は変わるのですが、展示をしていて中学生や保護者の方から多く受けた質問がありました。 それは「電子制御工学科と電気電子工学科or制御情報工学科はどこが違うのですか」というものでした。
この質問は沼津高専のウェブページでもFAQとして扱われているのですが、本当の所はどうなんだろう、と感じられる方は多いようです。
もちろん、電気電子工学科や制御情報工学科の授業を受けたことはないので、確実にこうだと言い切ることは出来ません。 しかしながら、あくまで一学生の私見として述べるならば、この質問の答えは
「少なくとも、電子制御工学科は機械・電気・情報・制御などの各分野をバランスよく学び、様々な問題に広い視野で取り組む技術者を育成する学科」であると考えます。
決して「浅く広く」ではなく、広い領域の中で基礎のポイントを身に付け、より深い問題にも様々な工学の分野の知見から解決のアプローチをすることができるような学生を育てる場であると考えています。
中学3年生の方はこれから学校選びや高専の学科選びをすることかと思います。その際に少しでも、電子制御工学科のことを思い出していただけると嬉しいです。
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