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研究室での活動の様子などを中心に、
日常の出来事や研究を通して感じたことなどを紹介していきます。
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2010.8.25 インターンシップ in 奈良先端科学技術大学院大学
更新者:伊井雅俊

8月2日から13日までの2週間、奈良先端科学技術大学院大学にてインターンシップとして、実習をさせていただきました。

奈良先端には3つの研究科があり、その中でさらにいくつかの講座に分かれているのですが、今現在の段階で自分が進学先として希望している研究分野などを考慮し、物質創成科学研究科情報機能素子科学講座での実習を希望し、幸いにも希望した講座にて受け入れてもらうことができました。

主な実習内容は半導体素子の一種であるMOSキャパシタの製作でしたが、他にも、レーザー照射装置による加工や走査型電子顕微鏡を用いた観測なども体験することができました。

装置内へ入れられていくシリコン基板

情報機能素子科学講座は"自分の手で世界初のデバイスを作る"をモットーにしており、実習でも、自分の手で実際に素子を製作し、評価する、という一連のプロセスを体験させていただき、非常に充実した2週間でした。

また、大学院生の方々による研究の進捗報告会では、研究の進め方やデータの評価方法に関してなどの高度な議論を目の当たりにし、自分も広い視野を持って考察し意見できる能力を身に付けたいと感じました。

今後も、今回のような機会を積極的に利用すると共に、専攻科での研究や勉学にも一層力を入れていきたいと思います。
専攻科修了後の進路についてはまだまだ検討中ですが、今回の実習を通して大学院生の研究生活を垣間見ることができ、自分の将来設計をする上で大いに参考となる貴重な体験となりました。
浦岡教授をはじめ、情報機能素子科学講座の皆さん、本当にありがとうございました!!

追伸:東條さん、「Student Paper Award」受賞おめでとうございます!

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2010.8.8 静岡に帰ってまいりました!
更新者:伊藤敦

こんにちは!

10期生OB、豊橋技科大生の伊藤敦です。

先週で前期が終わり、豊橋技科大も夏休みに入りました。
10月から後期の授業が始まるまでの2ヶ月間のお休みです。

この休みの間、僕はまた大庭研究室でお世話になることに決めました。物理の勉強をしたり、LabVIEWでプログラミングをしたり…大庭研で様々なことに取り組んで、自分の能力を伸ばしたいと思っています。


今年度の夏休みは技科大で研究室に配属していないこともあって時間はたっぷりあります。しかし、裏を返せば来年度からはこれだけの余裕はない、ということでもあります。

ですから、夏休みのうちに多くのことを学び、来年度以降の研究生活を充実したものにできるだけの十分な力を蓄えたいと思います。

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2010.8.6 三島子ども科学教室 in 中郷
更新者:宇山和輝

8月4日に三島子ども科学教室で中郷公民館に行ってきました。

前回の北上公民館では定員枠が決まっている中で、それぞれのテーマを扱っていったのですが、今日は来た子供たちにその場でモノの作り方や原理を説明しなければならなかったので、また先日とは違った状況下での実験となりました。


午前中はスーパーボールとマーブリングについて扱いました。僕たちの割り振られた場所は会場を入ってすぐのところだったので、多くの方に実験をしてもらうことが出来ました。個人的には一日体験入学と似たような入り口付近への場所の割り当てに何か運命的なものを感じました。

長テーブルを使ってスーパーボールとマーブリングを行ったのですが、全体を通じてスーパーボールの方が人気があった気がします。補助学生の1人が、作成してあったサンプルで大道芸をやってくれたりと、かなり興味を惹いたり遊んだりできるような会場作りをしてくれたことが大きな要因だったと思います。一方のマーブリングも多くの人が挑戦してくれました。説明する側として、マーブリングを紙に写してその紙を持ち上げて親子の方に見せると、必ず「おぉ〜」と言ってもらえるのがとても印象的でした。


午後はマーブリングではなく、浮沈子を行いました。浮沈子もマーブリングほどの華はありませんが、ペットボトルを押すだけで中の醤油さしの金魚が浮いたり沈んだりする様を子どもたちは不思議そうに試しながら眺めていました。

2回の子ども科学教室を通じて、分かりやすくものを伝えることの難しさと重要さを感じました。そのものが何であるのか、どうしておきるのかを教えることが、子どもたちが科学に興味を持つ大きなきっかけであると考えさせられました。

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2010.8.6 三島子ども科学教室 in 北上
更新者:森川 誉也

8月2日に三島市にある北上公民館へ行き、小学校低学年を対象とした子ども科学教室を開催してきました。

この行事は、沼津高専が三島市に依頼され毎年開いているもので、今回大庭研究室では、スライム・浮沈子・マーブリング・スーパーボールの製作を担当しました。開催するにあたり、ただ製作するだけでなく、それぞれの原理を説明し、子供たちには夏休みの思い出を作ると共に、科学への関心を持ってもらえたらいいなと思い活動に取り組みました。

準備の段階では、当日に行う各プログラムを成功させるために、ぎりぎりまで練習や見本の製作をしていたこともあり、荷詰めが前日の夜までかかり少し不安でしたが、当日は大きな問題も無く、予定していた通りに各プログラムを進めることができました。

対象が小学生だったので、説明する時には、なるべくわかりやすい言葉を遣い、全体で作業のペースを合わせながら、全員がうまく作れるように心がけました。

マーブリングに挑戦!

その結果、全員が満足のいく作品を作れたようで、うれしそうに作品を見せてくれて、僕自身も本当にやってよかったなと思いました。

スライム作成中

この行事を通して、当日の状況をできるだけ細かなところまで想像して計画・準備し、どれだけの配慮ができるかということが大切だと思いました。

その為には、自らが実践し、作業内容や接する相手、また行事全体の流れを理解した上で、プラスαとしてどれだけの工夫を凝らせるか、またその作業にどれだけ時間を使えるかという事を考えて準備していくことが必要だと思いました。今後、自分が何か発信していく時には、今回学んだことを活かし、最低限の準備に加え、できる限りの工夫を凝らして自分なりの色をつけていけるよう努力していきたいと思います。

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2010.8.2 一日体験入学
更新者:宇山和輝

先日、沼津高専一日体験入学がありました。 私たち大庭研究室では「スリップストリームで遊ぼう」というテーマで展示を行いました。

例年よりもあまり準備がスムーズに進まず、展示したものの多くが仕上がったのが前日になってしまいました。 やはり、計画性を持って物事に取り組むことは重要だと感じました。

当日は、展示場所が展示室の一番最初だったこともあってか、非常にたくさんの方々に私たちの展示を見ていただきました。 パネル展示では、私たち卒研生や補助にきてくれた3・4年生がパネルの説明を行いました。 僕にとっては今回のパネルは手塩に掛けてデザインしたものだったので、展示がうまく出来てよかったです。 風洞を用いたスリップストリームの実演実験も、新しく作った模型と、改良を施したモータ駆動回路によって、中学生の方々に興味を持ってもらえたようでした。

当日私たちの展示や電子制御工学科の展示を見に来て頂いた方々、また、一週間前から当日に向けて様々な研究室の手伝いをしてくれた3・4年生の補助学生の方など、本当にありがとうございました!

話は変わるのですが、展示をしていて中学生や保護者の方から多く受けた質問がありました。 それは「電子制御工学科と電気電子工学科or制御情報工学科はどこが違うのですか」というものでした。 この質問は沼津高専のウェブページでもFAQとして扱われているのですが、本当の所はどうなんだろう、と感じられる方は多いようです。

もちろん、電気電子工学科や制御情報工学科の授業を受けたことはないので、確実にこうだと言い切ることは出来ません。 しかしながら、あくまで一学生の私見として述べるならば、この質問の答えは 「少なくとも、電子制御工学科は機械・電気・情報・制御などの各分野をバランスよく学び、様々な問題に広い視野で取り組む技術者を育成する学科」であると考えます。

決して「浅く広く」ではなく、広い領域の中で基礎のポイントを身に付け、より深い問題にも様々な工学の分野の知見から解決のアプローチをすることができるような学生を育てる場であると考えています。


中学3年生の方はこれから学校選びや高専の学科選びをすることかと思います。その際に少しでも、電子制御工学科のことを思い出していただけると嬉しいです。

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2010.8.2 夏祭りに行きたいなぁ
更新者:長谷川輔

なんと!

なんとなんと!

・・・・長谷川が、デジタル技術検定の情報2級と制御2級に合格いたしました!!


違うA合成じゃない

このデジタル技術検定は1年に2回しか行われず、今年1回目である6月下旬の試験を受けていました。情報2級は、情報処理理論・計算機・各種の数値解析手法の原理など、制御2級は、電子素子・電子回路・自動制御理論などに関する知識が問われます(デジタル検定についての詳細は公式HPへ)。

試験日の前日まで、学会発表の予稿原稿に取り組んでいたため、論文の執筆と検定試験の準備の両立に苦労しましたが、無事合格することが出来ました。

ちなみにこのような検定や資格は、学校の外部単位(本科)として認められる場合があります。

今回、この検定を受けようと思ったのは、これまで電子制御工学科の講義で学習してきた専門科目の復習ができるということと、今後の進路のために自分をアピールできる資格を持っておきたかったという2つの理由からでした。 みなさんも自分を高める良い機会として、何か資格を目指してみるのはいかがでしょうか?


追伸 : 先日から、専攻科1年生の早苗と伊井がそれぞれインターンシップで、フィリピンにある日本の企業と奈良の大学院に行っています。今頃、早苗はバナナを、伊井は鹿せんべいをたらふく食べていると思いますが、後日この「研究生の一言」でも報告しますので楽しみにしてください。早苗、伊井!頑張るんだぞ!!

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