7月の3日、4日にかけ、サッカーの東海地区高専大会があり、開催地の豊田まで遠征してきました。
東海地区には5つの高専があり、試合はトーナメント方式で行われました。
私の所属する沼津高専サッカー部は、今年東海地区大会4連覇が懸かっており、これまでに先輩方が築いてきたサッカー部の歴史に、また1つ、“優勝”の文字を刻むために、力を入れ練習に取り組んできました。
沼津高専は、前年度の成績からシード権を獲得し、準決勝からのスタートで、初戦は岐阜高専と対戦しました。
前半は、チーム全体に緊張が見られ、試合のリズムをつかむことが出来ず0対0のまま折り返しました。私は、コンディションが上がらず、後半からの出場でしたが、オフェンス陣を引っ張っていく5年生として、点を決め、チームに勢いをつけようと意気込んで試合に出場しました。
すると、後半開始1分・・・
得点のチャンスに恵まれ、先制点を決めることができました!左サイドからのグランダーのパスをキーパーの位置を見て落ち着いて流し込むことができたので、自分でも納得のいくシュートでした。
先制点を取ったことで、チームの緊張がほぐれ、その後はその1点を守りきり、無事に勝利することができました。決勝の相手は全国大会のホスト校である豊田高専だったので、この時点で全国大会の出場も決定しました。
準決勝で足を怪我してしまい、決勝戦は出場できませんでしたが、出場選手の為にサポートに徹し、チームを盛り上げることに努めました。応援の甲斐あって、延長戦の末2対1で勝利し、チームは優勝することができました。
この大会を通じて、チームで団結し戦えることの素晴らしさ、努力して勝ち取った勝利への喜び、そして、高専で勉強をしながら5年間サッカーを続けることができた環境や支えてくれた人への感謝など、多くのことを感じることができました。
また、コンディションが良くない中でも頑張ることが出来たのは、5年生までに積み重ねてきた練習や大会に対する思いがあったからだと思います。
部活動で得られた、チームを団結させる行動力や継続的に努力し能力を高めていく姿勢は、今後、場所や環境が変わっても、周りと協力して目標に近づいていく上で非常に大切になってくると思います。今後も結果だけでなく、そういった精神的に成長できる経験を大切にし、サッカーを通じて人間性を高めていきたいです。
全国大会でも良い結果が残せるように、頑張ります。
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