名称 | MIRS1604 標準部品試験計画書 |
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番号 | MIRS1604-PLAN-0002 |
版数 | 最終更新日 | 作成 | HTML作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2016.06.24 | 中津川智也 梶田直哉 杉山瀬名 村田航 | 村田航 堀住恭平 | 初版 | |
A02 | 2016.07.06 | 中津川智也 梶田直哉 杉山瀬名 村田航 | 村田航 堀住恭平 | 鈴木静男 青木悠祐 | レビューで指摘された箇所の修正 |
種類 | 試験対象 | 個数 | 試験項目 | 担当者 | 試験完了予定日 | 備考 |
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ボード | ドータボード | 1 |
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中津川 村田 | 2016.07.08 | 去年のものを使用 |
モータ制御ボード | 2 | 杉山 志田 | 新規製作したものと去年のものを一つずつ使用 | |||
電源ボード | 1 | 中津川 小出 | 去年のものを使用 | |||
超音波制御ボード | 2 | 村田 堀住 | 去年のものを使用 | |||
メカ部品 | シャーシ(上段) | 1 |
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青野 田口 | 去年のものを使用 | |
シャーシ(下段) | 1 | 新規製作したものを使用 | ||||
支柱 | 4 | 去年のものを使用 | ||||
バンパ | 6 | 去年のものを使用 | ||||
USB取り付け金具 | 1 | 去年のものを使用 | ||||
バッテリーボード | 1 | 去年のものを使用 | ||||
バッテリーボード用支柱 | 4 | 去年のものを使用 | ||||
VGA取り付けパネル | 1 | 去年のものを使用 | ||||
ケーブル | モータ制御ボード接続ケーブル、CPUボード電源ケーブル、バッテリー接続ケーブル、 | 5 |
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梶田 加藤 | 去年のものを使用 | |
4ピンケーブル、6ピンケーブル、11ピンケーブル | 7 | 去年のものを使用 |
担当者2名が試験をそれぞれ行い、2名とも仕様に合致していることを確認したら合格とする。
3.0.1.実装チェックについて対象のボードと仕様書の実装図を照らしあわせ、部品が正しく実装されていることを確認する。
間違いを発見した場合は、修正する。はんだによる修正が不可能な場合は基板を再加工する。
変更や間違いの修正があった場合、チェックシートに必ず記入しておく。
導通すべき箇所が導通していて、短絡しているべき箇所が短絡しているかをテスターで確認する。
各部品が正常に機能するかを確認する。異常が見つかった場合、原因をつきとめ、修正、また改善し再度試験を行う。
ドータボードとMIRSMG3Gドータボード詳細設計書の実装図を照らしあわせ目視で確認する。チェック時には部品の位置と向きに注意する。
仕様と異なる場合は、部品を規定の位置に付け直す。はんだ付けの繰り返しにより、基板のランドが複数箇所、剥がれて素子がつけられなくなった場合は基板を作り直す。
MIRSMG3Gドータボード詳細設計書より回路のパターン図を印刷し、モータ制御ボードとパターン図を照らし合わせ、テスターを使用し各素子が繋がっているかとVCCとGNDが短絡してないかを確認する。
また、はんだ付けやビニール線による回路の修正が行われている場合は、修正箇所が正しく機能していることを確認する。
テスターで確認したところや修正箇所はパターン図にしっかり印をつける。
もしも導通していなかったらビニール線などで直接つなぐ。短絡していたらはんだを付け直すか、接触部分を削る。はんだ付けの繰り返しによりビニール線をつけられなくなった場合、基板のランドが複数箇所が剥がれて素子がつけられなくなった場合と、基板の削りだしが不可能な場合は基板を作り直す。
パターン図を以下のFig.1に示す。
Fig. 1 ドータボード パターン図 |
動作試験に関してとMIRSMG3Gドータボード詳細設計書の4.2と4.3の手順に従い、オシロスコープによるPWM信号波形の確認とタッチセンサのON/OFF入出力確認を行う。
オシロスコープによるPWM信号波形の確認にはMG3S 標準プログラムを用いた単体テストのtest_pwm()を使用し、オシロスコープに期待通りの波形が表示された場合合格する。
タッチセンサのON/OFF入出力確認にはtest_ioを使用し、タッチセンサを押したり離したりしてディスプレイ上で”1”,”0”が繰り返された場合、合格する。
異常が見つかった場合、原因をつきとめ、改善し再度試験を行う。
MIRSMG3G モータ制御ボード詳細設計書の実装図とモータ制御ボードに変更がないか目視で確認する。変更が確認された場合、部品の付け替えまたは作り直しする。
パターン図を参考にテスターで正しく素子が繋がっているか、また導通してはいけないところが導通されていないかを確認する。
パターン図をFig.2に示す。
Fig. 2 モータ制御ボード パターン図 |
MIRSMG3G モータ制御ボード試験仕様書に従って動作試験を行う。
電源ボードはMIRS1403が製作したものを用いるため、電源ボードとMIRS1403 電源ボード詳細設計書の実装図を照らしあわせ目視で確認する。チェック時には部品の位置と向きに注意する
仕様と異なる場合は、部品を規定の位置に付け直す。はんだ付けの繰り返しにより、基板のランドが複数箇所が剥がれて素子がつけられなくなった場合は基板を作り直す。
MIRS1403 電源ボード詳細設計書より回路のパターン図を印刷し、電源ボードとパターン図を照らし合わせ、テスターを使用しVCCとGNDが短絡してないか、各部品が正しくつながっているかを確認する。
また、はんだ付けやビニール線による回路の修正が行われている場合は、修正箇所が正しく機能していることを確認する。
テスターで確認したところや修正されていた箇所はパターン図にしっかり印を付ける。
もしも導通していなかったらビニール線などで直接つなぐ。短絡していたらはんだを付け直す。はんだ付けの繰り返しによりビニール線をつけられなくなった場合、基板のランドが複数箇所が剥がれて素子がつけられなくなった場合は基板を作り直す。
パターン図を以下のFig.3に示す。
Fig. 3 電源ボード パターン図 |
MIRS1403 電源ボード詳細設計書の実装図を参照し、DCコネクタやスイッチを確認し、試験を行う。
誤差として制御系の出力は5.1~5.5V、駆動系の出力は6.1~6.9Vを許容範囲とする。
合格できない場合は回路、素子の見直しを行い、修正する。
また、バッテリーが定格の7.8Vより少なくなったことを想定し、安定化電源を繋ぎ4.0~7.8VまでのDCコネクタから出力された電圧を計測する。
MIRSMG3D 超音波センサボード製造仕様書を参照して実装図を照らしあわせ目視で確認する。チェック時には部品の位置と向きに注意する。 仕様と異なる場合は、部品を規定の位置に付け直す。はんだ付けの繰り返しにより、基板のランドが複数箇所、剥がれて素子がつけられなくなった場合は基板を作り直す。
3.4.3.導通チェックパターン線図と超音波センサボードを照らし合わせ、テスターを使用しVCCとGNDが短絡してないか、各部品が正しくつながっているかを確認する。
また、はんだ付けやビニール線による回路の修正が行われている場合は、修正箇所が正しく機能していることを確認する。
チェックシートとして回路のパターン図を印刷し、テスターで確認した箇所と修正箇所をパターン図にしっかり印を付ける。
もしも導通していなかったらビニール線などで直接つなぐ。短絡していたらはんだを付け直すか、接触部分をカッターで削る。ビニール線をつけられなくなった場合はんだ付けの繰り返しにより、基板のランドが複数箇所、剥がれて素子がつけられなくなった場合と、基板の削りだしが不可能な場合は基板を作り直す。
パターン図をFig.4,Fig.5に示す。
Fig. 4 超音波センサパターン図(親機) |
Fig. 5 超音波センサパターン図(子機) |
超音波距離計測試験プログラムの手順に従い親機、子機の順に計測する。
テスト用のプログラムについてはMG3S 標準プログラムを用いたい単体テストも参照する。
試験には超音波センサ親機、超音波センサ子機、CPUボード、バッテリー or 安定化電源、メジャー使用する。
具体的試験手順としては
細かいデータが仕様書にはないため合否判定は、ひどく実際の距離とズレていなければ可とする、ただし角度が平行で(0°)で距離が20cmか50cmまでの誤差は±5%,50cmから400cmまでの誤差は±10%の範囲に収まらないと不可とする。 合格できない場合は子機の可変抵抗を調整し再実験する。可変抵抗の位置は回路図と実装図を参照する。
作成した上段・下段シャーシ、支柱(丸)、バンパを MIRS1604 標準部品製作計画書 を参照して外形寸法と穴位置・大きさが仕様と一致しているかチェックする。
誤差が±1.00mm以下の場合は合格とする。レーザー加工機の加工精度は±0.10mmだが、シャーシなどにそれほど高い精度は必要ないので、誤差の許容範囲を±1mmとする。
基本的に測定はノギスで行う。ただし、300mmを超えるものはメジャーで測定する。直角を測る必要があるものはL字定規を使用する。
合格できない場合は修正する。
穴は、誤差が-1mmより大きければボール盤で開けなおす。+1mmを誤差が超える場合は作り直す。
外形は、+1mmを超える誤差がある場合は糸鋸で再加工する。。-1mmを誤差が超える場合は作り直す。
各種ケーブル試験仕様書を参考にしてケーブルをドーターボードに接続しテスターでケーブルが導通しているか確認する。また、隣り合ったピンが非導通であるか確認する。
導通していない場合、ケーブルの修復を行う。
コネクタを押さえてコードを引っ張り強度を確認する。
強度が足りない場合、ケーブルの修復を行い導通チェックからやり直す。