沼津高専 電子制御工学科
MIRSMG3D 超音波距離計測試験プログラム
MIRSMG3D-FTST-0002
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2009.3.5
細川
牛丸
初版
目次
1.はじめに
2.環境準備
3.プログラム概要
4.試験手順
1.はじめに
本ドキュメントは、MIRSMG3Dの超音波距離計測試験プログラムと、超音波距離計測試験についてまとめたドキュメントである。
2.環境準備
超音波距離計測試験を行うために準備するもの
・MIRS標準機
・ディスプレイ及びケーブル
・キーボード
・安定化電源またはバッテリー×2
・電源ケーブル
・メジャー
超音波距離計測試験をするための環境設定の確認
・バッテリー,センサ,ディスプレイ,キーボードがすべて接続されているか確認する。
・標準機の電源を入れる。
・標準プログラムがインストールされているか確認する。/home/mirs/src/mg3_std_program 以下が標準プログラム群のディレクトリである。
・標準プログラムがコンパイルされているか確認する。
・標準プログラムがインストールまたはコンパイルされていない場合は、
「MIRSMG3D-OSIN-0009標準プログラムパッケージ」
を参考にインストールまたはコンパイルを行う。
3.プログラム概要
このプログラムは、各超音波センサ1〜4からの値を0.5秒ごと取得し、その値をディスプレイに表示するプログラムである。
以下に、実行画面の出力例を示す。
uss[1] = 250
uss[2] = 20
uss[3] = 100
uss[4] = 9999
この例の場合、超音波センサ1は250[cm]の値を返している。
20センチ以下の値は読めない為、超音波センサ3は近すぎて読めていない可能性がある。
エラー時は9999が帰ってくる。超音波センサ4は、距離が遠くて読めていないか、接続が出来ていない可能性がある。
超音波センサ自体の仕様は、
「MIRSMG3D-USSB-0001超音波センサ仕様書」
を参考のこと。
4.試験手順
1、MIRSを起動し、起動後、超音波距離計測試験プログラムがあるディレクトリに移動する。
$ cd /home/mirs/src/mg3_std_program/test
2、超音波距離計測試験プログラムを実行する。
$ sudo ./uss_test
3、各超音波センサの前に障害物を設置し、その障害物までの距離をメジャーで測り、その値とディスプレイに表示されている値を比べてテストを行う。
関連文書
MIRSMG3D-OSIN-0009
---標準プログラムパッケージ
MIRSMG3D-USSB-0001
---超音波センサ仕様書