名称 MIRS1403 電源ボード詳細設計書
番号 MIRS1403-ELEC-0004

最終更新日:2015.2.24

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2014.2.24 大塚 青木先生 初版

目次

  1. はじめに
  2. 機能概要
  3. 仕様詳細
  4. 作成方法
  5. テスト方法
  6. テスト結果
  7. 参考ページ
  8. 終わりに

  1. はじめに

    本ドキュメントは、MIRS1403の電源ボード詳細設計書である。

  2. 機能概要

    制御系入力電圧7.2[v]に対して、出力電圧5.4±0.2[v]
    駆動系入力電圧14.4[v]に対して、出力電圧12.5±0.2[v]を安定供給する

  3. 仕様詳細

    1. 回路図

      この基板の回路図を以下に示す。

  4. 作成方法

    プリント基板を用いて作成する。

    1. 基板加工機用 mit ファイル

      dual_reg.mit

    2. パターン図

      パターン図を以下に示す。

    3. 実装図

      実装図を以下に示す。

    4. 使用部品

      作成に必要な部品を以下に示す。
      記号部品名型番/値数量
      IC1,IC2低損失レギュレータLT1083CP各1(合計2)
      C1 積層セラミックコンデンサ3342
      C2 電解コンデンサ4.7μF/25V2
      R1 抵抗390Ω2
      R2 抵抗1.8kΩ1
      R3 抵抗2kΩ1
      R4 抵抗5.6Ω1
      R5 抵抗16kΩ1
      SW1 スイッチUB-16SKP1R(NKK)1
      SW2 スイッチUB-16SKP1M(NKK)1
      SW1LスイッチレンズAT-4075R(NKK)1
      SW2LスイッチレンズAT-4075M(NKK)1
      H1,H2レギュレータ用放熱版T220R41-25(水谷)各1
      CH1、CH2、CH3、CH4DCコネクタAT-4075R(NKK)4

  5. テスト方法

    MIRS1403 標準部品試験計画書の電源ボードの試験方法を参照し行う。
    又、その結果を下に示す。

  6. テスト結果

  7. 電源ボードの試験結果
    入力電圧 目標電圧 測定電圧
    (バッテリー使用)
    負荷をかけた状態での測定値
    (バッテリー使用)
    制御系 7.2V 5.2〜5.6V 5.4V 5.3V
    駆動系 14.4V 12.3〜12.7V 12.6V 12.4V
    Table1より両出力CH共に、目標の出力電圧に収まっていることがわかる。
    又、5v以下の電圧を入力した場合は、両出力端子共に入力電圧と同じ値が出力された。 以上より、この回路の動作に問題は無いと見られる。

  8. 参考ページ

    MIRSSTND デュアルレギュレータ電源ボード製造仕様書 を参考に回路図を作成した。

    終わりに

    実際に回路を作成してからミスに気づくことが多かった。
    特に凡ミスが多く、プリント基板を何度も無駄にしてしまった。
    以後気をつけたい
    以上で本ドキュメントの終わりとする。

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沼津工業高等専門学校 電子制御工学科