沼津高専 電子制御工学科
MG3S標準プログラムを用いたい単体テスト
MIRSMG3D-MG3S-0015
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2014/07/14 牛丸 初版
A02 2014/07/23 牛丸 test_motor の記述を一部変更
A03 2015/05/26 牛丸 test_pwm, test_pwm_vel の記述を一部変更
A04 2016/05/16 牛丸 test_comm の記述を追加

1. はじめに

本ドキュメントは MG3S 標準プログラム Ver 2 を用いたテスト仕様を示す。 以下に示す試験モジュールは、モジュールの単体試験プログラムであるとともに、MIRSの単体機能試験モジュールとしても利用できる。

2. テストプログラム一覧

テスト関数説明
test_pwm()PWMモジュールの動作をチェックする
test_motor()モータモジュールの動作をチェックする
test_encoder()エンコーダモジュールの動作を確認する
test_pwm_vel()PWM値と速度の関係を確認する
test_vel_ctrl速度制御器の動作をチェックする
test_distance距離計の動作をチェックする
test_run_ctrl走行制御モジュールの動作をチェックする
test_uss超音波モジュールの動作をチェックする
test_direction()正体補正モジュールの動作をチェックする
test_number数字認識モジュールの動作をチェックする
test_dir_num正体補正→数字認識の連動動作をチェックする
test_ioIO READモジュールの動作をチェックする
test_commサーバとの通信(ファイルの転送)をテストする

3. テストプログラムの実行方法

 test.c 内のテストしたい関数のコメントアウトをはずすし(他は全てコメントアウトする)、 make; ./test する。

 【注意】モータやエンコーダの試験で高優先度スレッドを生成するためは root 権限で実行する必要ある。

4. 各テストの実行内容と結果のチェック

test_pwm
test_motor
tset_encoder
test_pwm_vel
test_vel_ctrl
test_distance
test_run_ctrl
test_direction

test_number
test_dir_num
test_io
test_comm