電子制御工学科では、3年次の工学実験に「CAD/CAMシステムによる基板作成」というテーマがあります。この実験では、学生自身がオペアンプの増幅回路を設計・加工した後、実際に電子部品を実装し動作確認を行います。この他にも4年次の電子機械設計製作の実習や5年次卒業研究等でも利用されます。
新加工機では上記のような利点が増え、加工時間の短縮や精度向上も実現されました。
これまで基板加工機には操作をわかり易く行うため、正規のマニュアルと別に学生用の指導マニュアルが用意されていましたが、新加工機の導入に伴い更新が必要とされました。そこで大庭研究室では、卒業研究で基板加工機を利用していたため、新しい指導マニュアルの作成を行いました。また、アプリケーションソフトや基板加工機自体の正規マニュアルについても、参照し易いようにインデックスを作成しました。