|
|
|
|
第88期 |
日本機械学会流体工学部門講演会 |
|
|
平成22年10月30,31日(土,日)に、山形県米沢市で開催された『第88期日本機械学会流体工学部門講演会』において、早苗駿一(専攻科1年)が研究発表を行いました。
|
|
|
|
開催日時
会場
題目
セッション
|
:2010年10月30,31日
:山形大学工学部(山形県米沢市)
:熱流体用のデジタル計測システムにおける動的補償システムの高精度化
:優秀講演セッション,一般セッション
|
|
|
今回の流体工学部門講演会では、通常の発表とは別に優秀講演セッションでも発表を行い、専攻科1年の早苗駿一が流体工学部門優秀講演表彰を受賞しました。以下の写真は柳下福蔵学校長へ受賞の報告を行った際のものです。
|
|
|
柳下福蔵学校長に受賞の報告(左:柳下福蔵学校長, 中:早苗, 右:大庭教員)
贈呈された盾と賞状
|
|
|
流体工学部門優秀講演表彰は流体工学部門の活性化を図るために設けられた日本機械学会流体工学一般表彰の一つであり、この表彰への応募資格は30歳以下の全機械学会会員となっています。講演論文による事前の書類選考の後、講演会にて開催される優秀講演セッションにおけるプレゼンテーションの審査によって表彰者が選考されます。今回、大学院生や社会人の中から専攻科1年の早苗駿一が受賞しました。
本研究のテーマは、FPGA(Field Programmable Gate Array)という電子デバイスを用いた温度と速度の同時計測システムのデジタル化です。機械工学における流体計測分野に、情報・制御分野で用いられる組込みデバイス(FPGA)の技術を初めて適用し、PCやDSPなど従来のデジタルデバイスでは実現できなかった複数処理の完全並列実行が可能なデジタル計測システムが構築されました。本研究の新規性・独創性に加え、異分野技術の融合による計測精度の向上ならびに操作性の向上を達成したことが高く評価されました。
|
|
|
表彰時の様子(左:古川流体工学部門長, 右:早苗)
|
|
< 受賞者コメント > 優秀講演セッションでの発表は、他の発表者が大学院生ということもあって普段より緊張しましたが、普段から研究室内で様々なことを議論しているので、研究の主張や質疑応答は自信を持って話せたと思います。それでも、専攻科生の自分が受賞できるとは思っていなかったので、受賞が決まったときにはとても驚きました。
今回の受賞は他の研究生の協力、大庭教員の御指導があってこそと感謝しています。ありがとうございます。この発表を通じて自分の考えを主張すること、疑問を持ち質問することの重要性を再認識しました。研究だけに限らず様々な議論を活発に行い、研究室一丸となって取り組んで行きます。
|
|
|
|
|