今年度は、昨年度よりも多くの方が来場し、それぞれの分野で活気のある説明や議論が行われていました。毎年、卒研生(本科5年生)や専攻科生の発表が多い中、今回4年生で発表に臨んだ宮田君に感想を聞いてみました。
〜電子制御工学科4年・宮田昌輝〜
今回の富士山麓アカデミックサイエンスフェアでは沼津高専からの発表者は僕以外全員が5年生、専攻科生で卒業研究、専攻科研究の成果を発表していました。今回、僕は唯一の4年生として発表しました。普段学習していることの発展として、振子の工学実験に関連した様々なシミュレーション、実験を発表しました。パソコンが得意なわけでもなく、なにかが特別にできるわけではない僕でもなんとか発表までたどり着くことができました。
最初は授業で習ったことをC言語、Excel等で単振子のシミュレーションを行っていました。先輩や先生に授業で習ったことのないMathematicaというソフトを使うことでもっとたくさんのシミュレーションができることを聞き、使い方を教えてもらい単振子のシミュレーションを行いました。時間が経つにつれて線形近似だけでなく、2,3次近似のシミュレーション、近似をしないシミュレーションができるようになりました。これらの成果を基に学外発表を行うことができました。5年生が行っている卒業研究は今まで何をしているか分かりませんでしたが、授業で習ったことや気になったことを突き詰めていくことが研究に繋がっていくことを経験できました。
発表ではすごく緊張し、最初はうまく発表することができませんでしたが、発表しているうちに発表に慣れ、発表を聞いてくれた中の2人から「発表面白かったです。票入れときます」と言われたのはとてもうれしかったです。
これからも様々なことに積極的に取り組んでいこうと思います。たくさんの先輩、先生には本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。
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