名称 MIRS1002-MECH-0002 メカ総合詳細設計書
番号 MIRS1002-MECH-0002

最終更新日:2011.02.02

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2010.10.22 木ノ内 斉藤(彰) 初版
A02 2011.02.02 木ノ内 斉藤(彰) ドキュメント内容更新


0. 目次

0.目次
1.本ドキュメントについて
2.コンセプト
3.詳細
3.1.シャーシ
3.2.サスペンション
3.3.キャスター
3.4.タイヤ
3.5.バンパー
3.6.LED
4.各パーツの取り付け
5.まとめ

1. 本ドキュメントについて

本ドキュメントは、MIRS1002のメカ担当の内容に関するドキュメントである。

2.コンセプト

MIRS1002システムは,前年度のMIRSよりも小型化、円形化することをコンセプトに制作している。
理由は、小型化したほうが小回りが利き、通路を動きやすくなるから。
また、円形化させたのは、壁に接触しても引っかかり動けなくなることを防ぐための措置である。

3.詳細

以下にメカの各部の説明を行う。

  • 3.1.シャーシ

  • シャーシは、円形に加工してある。正確さを求めるためM科の工場に依頼して制作した。
    上下ともに同じ半径の円を基礎の形としている。上下に対応する4点がありMIRSを支える柱が取り付けられる。
    シャーシの大きさは、MG2並の大きさを目指して小さくしている。標準機と比べても大きさは一回りもしくは二回りほど小さくなっている。
    その他の穴については、キャスター、サスペンション、ボード、センサ、カメラを取り付けるための穴である。


  • 上段シャーシ

  • この上には、超音波センサとジャイロセンサが積まれる。
    このシャーシの裏には、バッテリーとカメラを取り付ける。




  • 下段シャーシ

  • この上には、ボード類が積まれる。
    このシャーシの裏にはキャスターが積まれる。


    ここではシャーシの簡単な説明を行っている。よってシャーシの詳細については下記の”シャーシの詳細設計書へのリンク”を参照してほしい。
    MIRS1002-MECH-0003 シャーシ詳細設計書へのリンク

  • 3.2.サスペンション

  • サスペンションは、タイヤ、モーター、ロータリーエンコーダーをまとめたものを4本の棒でMIRSのシャーシに引き付けるというものである。
    サスペンションに上記のパーツをまとめることにより、小型化に大きく貢献している。

    サスペンション


    ここではサスペンションの簡単な説明を行っている。よってサスペンションの詳細については下記の”サスペンションの詳細設計書へのリンク”を参照してほしい。
    MIRS1002-MECH-0004 サスペンション詳細設計書へのリンク

  • 3.3.キャスター

  • 下図に示すキャスターが、MIRSの前後に取り付けられている。
    キャスターによってMIRS本体を支え、サスペンションと同化しているタイヤによって推進力を得る方式である。
    キャスターには、アルミを使わず軽量化を図っている。

    キャスター


    ここではキャスターの簡単な説明を行っている。よってキャスターの詳細については下記の”キャスターの詳細設計書へのリンク”を参照してほしい。
    MIRS1002-MECH-0005 キャスター詳細設計書へのリンク

  • 3.4.タイヤ

  • 向かって左側の大きなタイヤが標準機のタイヤで、向かって右側の小さなタイヤが今回使用しているタイヤである。
    全体の大きさを小さくしたため、タイヤも小さいものとなった。

    タイヤ


    ここではタイヤの簡単な説明を行っている。よってタイヤの詳細については下記の”タイヤの詳細設計書へのリンク”を参照してほしい。
    MIRS1002-MECH-0006 タイヤ詳細設計書へのリンク

  • 3.5.バンパー

  • バンパーについての内容

    バンパー


    ここではバンパーの簡単な説明を行っている。よってバンパーの詳細については下記の”バンパーの詳細設計書へのリンク”を参照してほしい。
    MIRS1002-MECH-0007 バンパー詳細設計書へのリンク

  • 3.6.LED

  • LEDについての内容

    LED


    ここではLEDの簡単な説明を行っている。よっての詳細については下記の”の詳細設計書へのリンク”を参照してほしい。
    MIRS1002-MECH-0009 LED詳細設計書へのリンク

    4.各パーツの取り付け

    シャーシには、下図のように各パーツが取り付けられている。
    *各パーツは、サスペンション(兼タイヤ・ロータリーエンコーダー・モーター)・キャスター・カメラ・バッテリー・バンパー
    ・モーター制御ボード・ドーターボード・超音波センサ・ジャイロセンサ・電源ボード

    全体像

    上から


    前から


    後ろから


    横から


    5.まとめ

    全体のバランスがとれ、うまくまとまった。
    また、コンセプトである小型化と円形化ができたため、MIRSの改良は成功と言える。




    沼津工業高等専門学校 電子制御工学科