GUI の構成ブロックであるコンポーネントを使用する

このレッスンでは、AWT が提供するすべてのコンポーネントと、読者用に特製するコンポーネントの作成に利用できる Canvas クラスについて説明する。さらに、AWT コンポーネントのアーキテクチャを説明した後、コンポーネントに関して起こりやすい問題の解決策についても記載する。

AWT コンポーネントを使用する

ここでは、コンポーネントを使用する上での一般的なルールと、AWT が提供するすべてのコンポーネントの詳細な使用方法を学習する。

コンポーネントのアーキテクチャの詳細

コンポーネントがスクリーンに最初に描画される直前に、そのピアが作成される。ピアとはコンポーネントの外観 (と使い心地の一部) をもたらすオブジェクトである。ピアオブジェクトはプラットフォームの実装に特有なものであるため、通常は知っておく必要はない。しかし、ピアを知っておくとイベント処理や描画コードのバグを見つけるのに役立つ場合がある。

コンポーネントに関して起こりやすい問題 (とその解決策 )

このセクションでは、コンポーネントに関して起こりやすい問題の解決策について説明する。