「 Hello World 」アプレット

Applet サブクラスの定義

次のリストの最初の太字の行は、HelloWorld クラスを定義するブロックの始まりである。

import java.applet.Applet;
import java.awt.Graphics;

public class HelloWorld extends Applet {
    public void paint(Graphics g) {
        g.drawString("Hello world!", 50, 25);
    }
}

extendsキーワードは、 HelloWorld がその名前（Applet）に続くクラスのサブクラスになることを表す。サブクラスという用語にピンとこなくても、オブジェクト指向のプログラミング概念（入門書）ですぐに学習することになる。

Applet クラスから、アプレットが多くの機能を継承する。 おそらく最も重要なことは、ブラウザの要求に応答する能力になる。例えば、 Javaに対応したブラウザがアプレットを含むページをロードする場合、ブラウザは要求をアプレットに送信し、アプレットにそれ自身を初期化して実行を始めるよう伝える。アプレットの概説 において、Applet クラスが提供するものについてさらに学習する。

アプレットはたった１つのクラスを定義するようには制限されていない。必要な Applet サブクラスに加えて、アプレットは追加のカスタムクラスを定義することができる。アプレットがクラスを使用しようと試みるときは、最初にアプレットを実行しているアプリケーションはクラスのためにローカルホストを見る。もしクラスがローカルで有効ではないなら、Applet サブクラスが始まった位置からロードされる。

「 Hello World 」アプレット