「 Hello World 」アプレット |
次のリストの太字の行はpaint()
メソッドを実装する。import java.applet.Applet; import java.awt.Graphics; public class HelloWorld extends Applet { public void paint(Graphics g) { g.drawString("Hello world!", 50, 25); } }すべてのアプレットが
init()
、start()
、およびpaint()
メソッドの1つ以上を実装しなくてはならない。アプレットの概説 でこれらのメソッドについて学習する。
init()
、start()
、およびpaint()
メソッドに加えて、主要なイベント(アプレットのページをぬけるなど)が発生する時にブラウザが呼び出すstop()
とdestroy()
の 2つのメソッドをアプレットは実装することができる。カスタムメソッドやスーパークラスメソッド実装をオーバーライドするメソッドと同様に、アプレットは多くの他のメソッドを実装することができる。上記のコードに戻ると、
paint()
メソッドに渡す Graphics オブジェクトは、アプレットのスクリーン上の描画コンテキストを表す。 GraphicsdrawString()
メソッドの最初の引数は、スクリーン上に描かれる文字列である。2番目と3番目の引数は、スクリーンの左下隅を表す( x ,y)座標である。 このアプレットは(50,25)の位置において文字列「Hello world!」を描く。 アプレットの座標系は(0,0)で始まり、これはアプレットの表示領域の左上隅である。ユーザインタフェースの作成 では、スクリーン上の描写について学習する。
「 Hello World 」アプレット |