l MIRS1705-MECH-0001 詳細設計書(メカニクス) MIRS1705 管理台帳へ戻る

名称 MIRS1705 詳細設計書(メカニクス)
番号 MIRS1705-MECH-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2017.12.15 太田裕哉 青木先生(購入物品のみ) 初版
A02 2017.12.22 渡邉莉奈 青木先生(購入物品のみ) 購入物品を追加

ドキュメント内目次


1.はじめに

本ドキュメントは、MIRS1705のメカニクスに関する詳細設計書である。
製作する機体の概観図をFig.1~3、三面図をFig.4に示す。

Fig.1
Fig.1 機体概観図1


Fig.2
Fig.2 機体概観図2


Fig.3
Fig.3 機体概観図3


Fig.4
Fig.4 機体三面図


2.製作部品

新たに製作する部品の一覧をTable1に示す。

Table1 製作部品
部品名 個数 製作者
4段目シャーシ 1 鈴木圭太
3-4段目支柱 4 山路倍弘
カメラマウント 2 鈴木圭太
モータ・エンコーダ前方マウント 1 山路倍弘
モータ後方マウント 1 太田裕哉
エンコーダ後方マウント 1 太田裕哉
アーム軸マウント 1 山路倍弘
アーム用ギア 1 山路倍弘
モータ用ギア 1 山路倍弘
エンコーダ用ギア 1 山路倍弘
パネル 20 鈴木圭太
パネル用格子 4 鈴木圭太
パネル用鉄板 40 山路倍弘
アームジョイント 1 山路倍弘
カメラカバー 2 赤羽健、渡邊莉奈、落合良亮
格子用フタ 1 渡邊莉奈
アームパイプ 2 太田裕哉

3.使用材料

部品を製作するにあたって、使用した材料をTable2に示す。
Table2 使用材料
部品 材料 詳細
4段目シャーシ
カメラカバー
格子用フタ
アクリル板(3mm) 共通部品
端材
3-4段目支柱
カメラマウント
モータ・エンコーダ前方マウント
モータ後方マウント
エンコーダ後方マウント
アーム軸マウント
アーム用ギア
モータ用ギア
エンコーダ用ギア
パネル
パネル用格子
アームジョイント
3Dプリンタ用フィラメント(ABS樹脂)
パネル用鉄板 鉄板 購入物品
格子用フタ
カメラカバー
段ボール 端材
アームパイプ アルミパイプ 購入物品

4.購入物品

購入する部品の一覧をTable3に示す。

Table3 購入物品
物品名 個数 要求 製品詳細 購入先 価格
セパレートカラー 4 パイプ軸マウントの内側に取り付けることで動きを固定する スタンダードセパレートカラー黒染め モノタロウ 3408円
鉄板 1 パネルの両面に取り付け電磁石で回収できるようにする シムプレート寸法カット品 材質鉄(SPCC相当) モノタロウ 1047円
小計 4455円


追加で購入する部品の一覧をTable4に示す。

Table4 追加購入物品
物品名 個数 要求 製品詳細 購入先 価格
プラスチック用プライマー 1 塗装によりパネルが割れるのを防ぐため。 ポリプロピレン、ABSなどの下塗り用。 モノタロウ 669円
ラッカースプレー(紫) 1 パネルに塗装をするため。 鉄、木、紙、発泡スチロール、プラスチックなど、ホビー、クラフト、デザインに モノタロウ 739円
ラッカースプレー(黒) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 499円
ラッカースプレー(黄) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 499円
ラッカースプレー(緑) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 499円
ラッカースプレー(橙) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 499円
ラッカースプレー(青) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 499円
ラッカースプレー(赤) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 499円
ラッカースプレー(白) 1 パネルに塗装をするため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 599円
ラッカースプレー(ツヤ消し) 1 塗装のツヤを消すため。 硬質プラスチック類などの比較的、狭い面積の塗装用。 モノタロウ 599円
工業用接着剤 1 パネルの、金属部分とプラスチック部分を接着するため。 ゴム・皮革・木・金属・硬質プラスチックなどの接着 モノタロウ 319円
小計 5919円

合計 10374円

5.設計書

1. 3段目・4段目シャーシ
MIRS1705 シャーシ詳細設計書
2. 3-4段目支柱
MIRS1705 支柱詳細設計書
3. カメラマウント
MIRS1705 カメラマウント詳細設計書
4. モータ・エンコーダマウント
MIRS1705 モータ・エンコーダマウント詳細設計書
5. アームマウント
MIRS1705 アームマウント詳細設計書
6. アーム軸・モータ・エンコーダ接続用ギア
MIRS1705 ギア詳細設計書
7. パネル
MIRS1705 パネル詳細設計書
8. パネル用格子
MIRS1705 格子詳細設計書
9. アームジョイント
MIRS1705 アームジョイント詳細設計書
10. カメラカバー
MIRS1705 カメラカバー詳細設計書
11. 鉄板
MIRS1705 鉄板詳細設計書
12. パイプ
MIRS1705 パイプ詳細設計書
13. ふた
MIRS1705 ふた詳細設計書

6.組み立て手順

1. 標準機の3段目シャーシを取り外しておく。

Fig.28
Fig.3 標準機

Fig.29
Fig.4 標準機(三段目はずす)

2. カメラをカメラマウントに乗せ、3段目シャーシの下側に取り付ける。
Fig.1
Fig.5 カメラとカメラマウント
Fig.2
Fig.6 カメラとカメラマウント合致
Fig.3
Fig.7 カメラとカメラマウントと三段目シャーシ

3. モータ・エンコーダの前後にマウントを取り付け、その上からギアをはめ込む。
Fig.4
Fig.8 モータ・エンコーダと前方マウント
Fig.5
Fig.9 モータ・エンコーダと前方マウントと後方マウント
Fig.6
Fig.10 モータ・エンコーダと前方マウントと後方マウントとギア
Fig.7
Fig.11 モータ・エンコーダと前方マウントと後方マウントとギア合致完了

4. これとアーム軸マウント・アーム本体マウント・支柱を3段目シャーシに設置する。
Fig.8
Fig.12 シャーシ三段目説明図
Fig.9
Fig.13 3-4段目パイプ合致

5. パイプ軸をパイプ軸マウントに通す。
Fig.10
Fig.14 パイプ合致時
Fig.11
Fig.15 パイプ合致
6. セパレートカラーでパイプ軸マウントの内側2箇所を固定する。
    このときパイプ軸の位置がおおよそ左右対称になるよう揃える。
Fig.12
Fig.16 セパレートカラー取り付け
Fig.13
Fig.17 セパレートカラー取り付け完了

7. パイプ軸の左側(モータ・エンコーダ側)にギア・ジョイントを順番に取り付ける。
Fig.14
Fig.18 アームギア取り付け
Fig.15
Fig.19 アームジョイント取り付け
Fig.16
Fig.20 アームジョイント取り付け完了

8. ジョイントの先にアーム本体パイプを取り付ける。取り付けたパイプはパイプ本体マウントに乗るように寝かせておく。
Fig.17
Fig.21 アーム取り付け
Fig.18
Fig.22 アーム取り付け完了

9. シャーシを標準機の3段目に戻す。
Fig.19
Fig.23 本体四段目以下

10. 4段目シャーシを乗せる。
Fig.20
Fig.24 四段目シャーシ取り付け完了

10. 4段目シャーシに格子を設置する。格子は同じ形のものが4つだが、裏返すことで全て組み合わせることができる。
Fig.21
Fig.25 パネル格子取り付け
Fig.22
Fig.26 パネル格子取り付け完了

11. 4段目シャーシにスペーサーを入れながら蝶番を取り付け、蝶番のもう片端にふたを取り付ける。
Fig.23
Fig.27 蝶番取り付け
Fig.24
Fig.28 ふた取り付け

12. シャーシに操作スイッチを取り付ける。
Fig.25
Fig.29 スイッチとりつけ

13. 四方からカメラカバーを取り付け、養生テープで各辺を固定する。
このとき、すき間が出来ないよう注意する。
Fig.26
Fig.30 カメラカバー取り付け

Fig.27
Fig.31 完成図




MIRS DATABASE