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名称 MIRS1602 メカニクス開発完了報告書
番号 MIRS1602-MECH-0013

最終更新日:2016.01.26

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A02 2016.02.21 第2版

ドキュメント内目次

1.本ドキュメントについて
2.製作部品一覧
3.部品試験・評価
4.総括・反省

1.本ドキュメントについて

本ドキュメントはMIRS1602メカニクスの製作部品各種の開発報告をまとめたものである。

2.製作部品一覧

今回新規に製作した部品は以下のとおりである。
Table1 新規製作部品一覧
部品名 使用材料 ドキュメントリンク 開発状況 設計者
タイヤ 12mm木材 MIRS1602 タイヤ詳細設計書 開発済み 今野
シャーシ上 3mmアクリル板 MIRS1602 シャーシ上詳細設計書 開発済み 岩田
シャーシ下 3mmアクリル板 MIRS1602 シャーシ下詳細設計書 開発済み 日原
エンコーダマウント 3mmアクリル板 MIRS1602 エンコーダマウント詳細設計書 開発済み 日原
バッテリー入れ 3mm,5mmアクリル板 MIRS1602 バッテリー入れ詳細設計書 開発済み 岩田、日原
バンパー 3mmアクリル板 MIRS1602 バンパー詳細設計書 開発済み 今野
支柱(小) 15mmアクリル棒 MIRS1602 支柱(小)詳細設計書 開発済み 今野
支柱(大) 15mmアクリル棒 MIRS1602 支柱(大)詳細設計書 開発済み 今野
基板収納ボックス ABS樹脂 MIRS1602 基盤収納ボックス詳細設計書 開発済み 岩田
モータギア ABS樹脂 MIRS1602 モータギア詳細設計書 開発済み 岩田
エンコーダギア ABS樹脂 MIRS1602 エンコーダギア詳細設計書 開発済み 岩田
    作成した製作部品の画像を以下に記載する。

    Fig.1 タイヤ 


    Fig.2 タイヤストッパー 


    Fig.3 シャーシ上 


    Fig.4 シャーシ下 


    Fig.5 エンコーダーマウント 


    Fig.6 バッテリーボックス 


    Fig.7 バンパー 


    Fig.8 支柱小 


    Fig.9 支柱大 


    Fig.10 基板いれ下 


    Fig.11 基板いれ上 


    Fig.12 モータギア 


    Fig.13 エンコーダーギア 

3.部品試験結果

各部品の試験結果を以下に示す。

    3.1 タイヤ

    試験結果
    製作当初はモーターのD型に合わせて穴を開けていたが、モーターのトルクがうまく伝わらず、空回りしてしまったので六角形の穴に変更した。
    最初に作製したタイヤの概形をFig14に示す。

    Fig.14 初期のタイヤ 

    結果うまく回った。
    評価
    工場のレーザー加工機を使用したので誤差が±0.1mm以下で、うまくモーターとかみ合った。
    また、モーターとタイヤを固定するブーメラン型のアクリル板もボール盤を使用して少ない隙間になり、うまくはまり込み、搭載した。

    3.2 シャーシ上

    試験結果
    タイヤの上になる部分がたわみで内側に入ってきてしまい、シャーシに干渉してしまっていたので、タイヤにあたる部分をへこませて作り直しをした。
    評価
    工場のレーザー加工機を使用したので誤差が±0.1mm以下だったので搭載した。、

    3.3 シャーシ下

    試験結果
    モーターとエンコーダーのギアがはまる部分がうまくかみ合わず、最初はボール盤で穴をあけて位置を変えていたが、やり直しの機会があったので、工場にて作り直しをした。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.4 エンコーダマウント

    試験結果
    ボール盤を使用して作成する際失敗してしまったので二回作り直しをした。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.5 バッテリー入れ

    試験結果
    仕切りを作成したので中央に二つ穴をあけた。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.6 バンパー

    試験結果
    シャーシ下とシャーシ上の高さの差よりも大きく作ってしまったのでタッチセンサをシャーシ下に取り付けることによって作り直しを回避した。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.7 支柱(小)

    試験結果
    すべての支柱(小)の高さの差が0.1mm以下だったので合格とした。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.8 支柱(大)

    試験結果
    すべての支柱(大)の高さの差が0.2mm以下だったので合格とした。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.9 基板収納ボックス

    試験結果
    一番最初に作った基板収納ボックスは上と下をはめる際、穴と凹ではめていくことになっていたが一度はめるととるのに一苦労するので、縦の溝をつくりそこで上と下はめるようにした。また支柱部分の耐久性に少し不安があったのでねじ穴を作成し支柱が壊れても替えがあるようにした。
    以下に失敗した基盤いれの設計図を示す。

    Fig.15 初期の基板いれ下 


    Fig.16 初期の基板いれ上 

    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.10 モータギア

    試験結果
    二番目のシャーシ下を作成した際にギアの高さが邪魔になったので、出っ張っていた4mmの円柱を削った。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

    3.11 エンコーダーギア

    試験結果
    作成直後はギアのD型の穴が小さかったのでやすり掛けをして穴を広げた。
    評価
    すべての寸法が誤差の範囲内だったので搭載した。

4.工数分析

以下にメカニクスにおける工数を示す。

table2 工数分析表




以上の表より、岩田は詳細設計の時間が多く、solidworksの使用に長けていたとよみとれる。
今野は割合的に製造試験が多く、製造・装飾に力を入れていたことがよみとれる。
日原は二人に比べて割合的に特徴がないが、それは設計と製造の架け橋となっていたとよみとれる。

5.総括


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