導通試験
各素子、端子にテスタを当てて、以下に示すように各素子間が導通しているかを確認する。次に、それ以外の場所でショートが起きていないかを確認する。
- CN1の1番、C1の+側、R1、R2、Qのエミッタ、IC1の14番(DC5V)
- CN1の2番、CN2の1番、C1の−側、Dのアノード、RLのコイル、IC1の7番、ピンヘッダp0(制御側GND)
- CN3の1番、C2の+側、R3、R4、RLのコモン接点、IC3の6番と7番(DC6V)
- CN2の2番、CN5の2番、C2の−側、IC2の5番と8番、IC3の4番、ピンヘッダP0(駆動側GND)
- CN4の1番、IC3の3番(破壊機構モータ出力A)
- CN4の2番、IC3の5番(破壊機構モータ出力B)
- CN5の1番、RLのノーマルクローズ接点(パトランプ出力)
- CN2の2番、IC1の1番
- CN2の3番、IC1の3番
- CN2の5番、IC1の5番
- IC1の2番、IC2の2番、ピンヘッダp1
- IC1の4番、IC2の3番、ピンヘッダp2
- R1、IC2の1番
- R2、IC2の4番
- IC1の6番、R5、ピンヘッダp3
- R5、Qのベース
- Dのカソード、Qのコレクタ、RLのコイル、ピンヘッダp4
- R3、IC2の6番、IC3の1番、ピンヘッダP1
- R4、IC2の7番、IC3の2番、ピンヘッダP2
動作試験
CN1にDC5V、CN3にDC6Vを印加し、CN2の各端子にH(4.5V〜6V程度)、L(0V)の入力を与えて、ピンヘッダの電位が表2、表3のようになっているかを確認する。次に、CN4にモータ、CN5にパトランプを接続し、モード通りに動作するかを確認する。破壊機構のストップとブレーキは、モータを手で回転させて抵抗があるかどうかで区別する。なお、表における記号の定義は以下の通りである。
- Vi1…CN2・2番ピン−1番ピン間電圧
- Vi2…CN2・3番ピン−1番ピン間電圧
- Vi3…CN2・5番ピン−1番ピン間電圧
- Vp1…ピンヘッダp1−p0間電圧
- Vp2…ピンヘッダp2−p0間電圧
- Vp3…ピンヘッダp3−p0間電圧
- Vp4…ピンヘッダp4−p0間電圧
- Vp5…ピンヘッダP1−P0間電圧
- Vp6…ピンヘッダP2−P0間電圧
表2 制御ボードのファンクション(破壊機構)
入力 | ピンヘッダ | モード |
Vi1 | Vi2 | Vp1 | Vp2 | Vp5 | Vp6 |
L | L | L | L | L | L | ストップ |
L | H | L | H | L | H | 正転 |
H | L | H | L | H | L | 逆転 |
H | H | H | H | H | H | ブレーキ |
表3 制御ボードのファンクション(パトランプ)
入力 | ピンヘッダ | モード |
Vi3 | Vp3 | Vp4 |
L | L | H | 入 |
H | H | L | 切 |