沼津高専 電子制御工学科
MIRS0402 組み立て手順書
MIRS0402-DSGN-0005
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2004.10.13 前田 前田 初版

1. はじめに

本ドキュメントでは、MIRS0402 組み立てにおいて必要な事項を述べる。

2. 組み立て手順

とりあえず一から作れるように、必要な手順を示す。

※ネジ留めには、必ずワッシャー2つとナットを用いる。

  1. 下段シャーシに、M2*5mmネジでタッチセンサ、白線センサを取り付ける。MPCボードの長手方向・キリ穴が平行に空いている方二箇所に、M3*5mmネジでL字金具を取り付け、それをシャーシにM3*5mmネジで立てて固定する。

  2. スペーサ5mmを間に挟み、第二階層土台塩ビ板(前面、後面)を下段シャーシにM3*10mmネジで固定する。この際、必要ならばネジをあらかじめネジ穴に通しておく(シャーシ・土台間が非常に狭いので)。
  3. アーム用下敷き(穴が空いていないほう)に、サスペンションを組み付ける。サスペンション部の外観図を見ながら、ボルト(M10*40mm)、バネ、L字金具(M3*5mmネジ2個で固定)、タッチセンサ(M2*5mmネジ2個で固定)を取り付ける。それが出来たらアーム用レールをM3*5mmネジで取り付ける。これをAとする。

    サスペンション外観図

  4. もう一方のアーム用下敷き(穴が空いているほう)の穴に、タッチセンサを接着剤で、センサの頭がうまく出るように固定する。それが出来たらアーム用レールを取り付ける。これをBとする。
  5. 土台(前面)にAMCボードを、スペーサ5mmを挟んでM3*8mmネジで固定する。土台(前面)に、スペーサ15mmを挟んでAをM3*20mmネジで取り付ける。後面には、Bを同様に取り付ける。いずれも下敷きが直角に曲がっているほうが、機体右側にくるように留意する。

  6. ABにラックを(ねじ切りした方を手前にして)挿入し、ラック間の幅を測定する。それに合わせて、バンパーに穴をあける。
  7. バンパーにタッチセンサをL字金具で取り付ける。ネジはM2*5mmとM3*5mmを用いる。下図参照。

  8. バンパーをラックに、M3*5mmネジで固定する。このとき、ラックのネジ穴に接着剤を注入しておき、しっかりと固定できるようにする。
  9. アームモータ台にモータを仮止めし、シャフトにピニオンをはめてラックに噛ませておき、高さが揃うようにモータをもってきた時の、モータ台の高さを測定し、それに合ったスペーサを挟み、M3ネジ(長さは適当に)で固定する。シャーシとモータは軸継ぎ手で接続する。
  10. 上段シャーシにバッテリーホルダーを、M3*8mmネジで固定する。ネジは上面から入れ、下面でナットで固定する。
  11. 上段シャーシと支柱を取り付ける。この際、ケーブルを上段シャーシの後ろ側の穴から通しておく。

3. 必要部品一覧

部品名 数量 単位 備考
ネジ・スペーサ類
M2ナベ小ネジ5mm
12


M3ナベ小ネジ5mm
18


M3ナベ小ネジ8mm
6


M3ナベ小ネジ10mm
8


M3ナベ小ネジ20mm
8


M3ナベ小ネジxmm
2

アームモータ台取付用
5mmスペーサ
14


M3*15mmスペーサ
8


スペーサxmm
4

アームモータ台取り付け時に使用
M3リングワッシャー
ネジ総数*2


M2ナット
ネジ総数


M3ナット
ネジ総数


M10ナット
3

サスペンション部に使用
その他
バネ
1

サスペンション部に使用

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