Java UI の概説 |
このページと後に続く数ページでは、グラフィカル UI をもつ簡単な Java プログラムを分解し、以下の項目について説明する。
- プログラムが使用するクラス
- プログラムのコンポーネントの階層
- コンポーネントがそれら自身をどのように描画するか
- イベントが階層を通してどのように伝わっていくか
このプログラムは、距離の測定結果をメートル法と米国の計測単位の間で変換を行う。 このソースコードも参照できる。 以下に示すのは、アプレットとして動作するプログラムである。
プログラム例のクラス
このプログラム例は 3 つのクラスを定義し、用意されているいくつかのクラスのインスタンスを作成している。 また、アプレットとして実行できるように Applet サブクラスとして定義されている。 基本的な制御を行うコンポーネントを作成し、ユーザがプログラムを対話的に操作できるようになっている。 さらに、Container と LayoutManager を使用してコンポーネントをまとめている。構成要素の階層
プログラム例での コンポーネント は、階層の構造を定義する Container とともに階層状に配置される。描画
コンポーネント は、階層の頂点、すなわちプログラムのウィンドウから、 非-Container の コンポーネント へ下りながら描画される。イベント処理
ユーザ動作はイベントを引き起こし、このイベントは応答するオブジェクトが現れるまで コンポーネント 階層の上方に向かって渡されていく。
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