| ステップバイステップ |
前のステップで作成した.hファイルに加え、スタブ ファ イルを作成するためにjavahも使用しなくてはならない。スタブファイ ルは Java クラスとそれに対応する C 言語構造体をつなぎ合わせる接着剤の役割を果たす。スタブファイルを作成するには、
javahの-stubsオプションを使用する。この場合も、javahは Java クラスに対して実行することに留意する。デフォルトで、
javahで生成されたスタブファイル は、.classファイルと同じディレクトリに配置される。-dオプションを指定すれば、生成結果のスタブファイルを別のディレクトリに配置する ようjavahに指示することができる。
javahによって生成された.hファイルと同様、スタブファイルの名前 はクラス名の末尾に.cが追加されたものである。このレッスンでずっと使用している "Hello World!" の例では、スタブファイルの名前はHelloWorld.cとなる。今の時点では、スタブファイルについては、ステップ 6: 動的にロード可能なライブラリを作成するで作成する動的にロード可能なライブラリの中に後で組み込むことだけを理解しておけばよい。
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