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Java アプリケーションの構造

Java アプリケーションを見た(そしておそらくコンパイルして実行した)からには、どのようにJava アプリケーションが動作して、それが他の Java アプリケーションにどれぐらい類似しているか知りたいと思っているかも知れない。 Java アプリケーションはスタンドアロンの Java プログラムであり、どんなブラウザについてでも独立して実行する Java 言語で作成されたプログラムであることを覚えておくこと。

注釈: あまり Java アプリケーションについて気にかかることがなく、すでにオブジェクト指向の概念に精通しており、今までに見た Java コードが理解できる場合は、「Hello World」アプレット(in the Getting Started trail)に進んでもよい。

この節では、すでに見た「Hello World」アプリケーションを分析する。 もう一度コードを示す。

/**  HelloWorldApp クラスは標準出力に「Hello World!」を表示
  *  するアプリケーションを実装する。
 */
class HelloWorldApp {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello World!"); //文字列を表示する。
    }
}

Java コードのコメント

「Hello World」アプリケーションには2つのコメントのブロックがある。 最初のブロックはプログラムの一番上にあり、 /** */ の区切り文字を使用している。 後の方では、コード行が //文字でマークされたコメントで説明される。 これらに加え、Java 言語は、/**/で区切られる C 言語スタイルコメントもサポートしている。

クラスを定義する

Java 言語では、すべてのメソッド(関数)と変数がクラスあるいはオブジェクト(クラスのインスタンス)内に存在する。 Java 言語は広域関数あるいは浮遊変数をサポートしない。 したがって、どんな Java プログラムのスケルトンでもクラス定義になる。

main() メソッド

すべての Java アプリケーションの中枢部は、その main()メソッドである。 Java インタプリタでアプリケーションを実行する時は、実行したいクラス名を指定する。 インタプリタは、そのクラス内で定義した main()メソッドを起動する。main()メソッドは、プログラムの流れを制御し、必要とされる資源を割り当て、アプリケーションのために機能性を提供する他のメソッドを実行する。

クラスとオブジェクトの使用

Java アプリケーションの他のコンポーネントは、アプリケーションを実装するために作成した支援のオブジェクト、クラス、メソッド、および Java 言語文である。


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