アプレットのパラメ ータは、アプリケーションに対するコマンド行引数に相当する。 パラメータによって、ユーザはアプレットの操作をカスタマイズすることができる。 パラメータを定義することにより、再コーディングや再コンパイルを行わずにアプレ ットを多くの状況で使用でき、自分のアプレットのフレキシビリティを増すことがで きるのである。
次の数ページでは、アプレットのプログラマの立場からパラメータについて説明する 。 ユーザの立場からパラメータを学ぶには、<PARAM>タグでパラメータを指定する を参照すること。
サポートするパラメータを決定する
パラメータを実装するときは、次の 4 つの問いに対して答えを用意しておかねばな らない。
- アプレットはユーザに何を設定させるのか?
- パラメータの名前を何にするか?
- それぞれのパラメータはどのような種類の値をとるのか?
- それぞれのパラメータの既定値を何にするか?
パラメータをサポートするコードを書く
アプレットは、getParameter()
メソッドを呼び出すことにより、パラ メータのユーザ定義値を獲得する。
パラメータに関する情報を与える
getParameterInfo()
メソッドを実装することにより、アプレットは、 ユーザがパラメータ値を設定する助けとなる情報をブラウザに提供する。