完成度の高いアプレット

前のページでは、アプレットのユーザが作成者に悪態をつきたくなるような事態を避けるための考慮事項をいくつか示した。このページでは、アプレットをできるだけ快適に扱えるようにするための考慮事項を紹介する。
アプレットはできるだけフレキシブルにする。
多くの場合、アプレットを書き直さずにさまざまな状況で使用するためのパラメータを定義しておくことができる。詳細については、アプレットのパラメータを定義し、使用するを参照する。

getParameterInfo() メソッドを実装する。
このメソッドを今実装しておくと、アプレットの将来のカスタマイズが簡単になる。現在のところ、このメソッドを使用しているブラウザはない。しかし、近い将来、ブラウザがこのメソッドを使用して、ユーザが対話的にパラメータ値を設定できるような GUI を作成するのに役立つことが期待される。getParameterInfo() の実装についての詳細は、パラメータに関する情報を与えるを参照する。

getAppletInfo() メソッドを実装する。
このメソッドはアプレットを説明する簡潔な情報提供文字列を返す。現在のところ、このメソッドを使用しているブラウザはないが、将来的に使用されることが期待される。次に、getAppletInfo() の実装例を示す。
public String getAppletInfo() {
    return "GetApplets by Kathy Walrath";
}

アプレットを仕上げる