名称 | MIRS2105エレキ開発報告書 |
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番号 | MIRS2105-ELEC-0002 | 現在時刻 |
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2022.02.07 | 植田 花、タン フイ スエン | 大沼先生 | 第1版 |
本ドキュメントは、photoKENプロジェクトのエレクトロニクスの開発報告書について記述したものである。
MIRS2105のエレクトロニクス担当メンバーを以下に示す。
植田、タン
作成した部品をtable1に示す。
部品名 | 使用用途 | 標準機との変更点 |
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電源ボード | 電源の供給 | 緊急停止スイッチを接続する回路の追加 |
緊急停止用スイッチ | 緊急停止をする | 新規追加 |
RaspberryPiシールド基板 | RaspberryPiの配線のサポート | 超音波センサ、タッチセンサ、タッチディスプレイの接続先追加 |
Arduinoシールド基板 | Arduinoの配線のサポート | サーボモータの接続先追加 |
電源ボードの基板の写真をfigure1,figure2,figure3に示す。
電源ボードに降圧回路を組んだが、不具合があった為使用しなかった。
テスターを使用して、電源ボードのすべての線が設計通りに接続されていて、短絡していないことを確認することができたため合格とした。 緊急停止スイッチの動作確認では、スイッチを押下した際に、緊急停止が確認できたため、合格とした。Table2に電源ボードの試験内容を示す。
テスト内容 | 合格条件 | 結果 |
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緊急停止スイッチによって緊急停止が行えるかどうか | 緊急停止スイッチを押下した際に電源ボードのすべての出力端子からの出力が停止されている | スイッチ押下時のすべての出力端子からの出力が停止していることが確認できた |
RaspberryPiシールドの基板の写真をfigure4,figure5に示す。
すべての線が設計通りに接続しており、短絡している場所がないことを確かめた。また、Raspberry Piと結合し、デバイスに接続してプログラム通りに動作することができることを確認出来たため、合格とした。 RaspberryPiシールドの試験項目をtable3に示す。
テスト内容 | 合格条件 | 結果 |
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タッチセンサの入力ができる | タッチセンサが押下されていることがRaspberryPiで確認できる、4つのタッチセンサを認識できる | スイッチ押下時にRaspberryPi上で1、それ以外の場合に0が表示されることが確認できたタッチセンサ4つをそれぞれ別の端子で認識できた |
超音波センサで値を読み取る | 超音波センサの入力値がRaspberryPi上で認識できる | 超音波センサの入力値がRaspberryPi上に出力されていることが確認できた |
Arduinoシールドの基板の写真をfigure6,figure7に示す。
すべての導線に対して通電と絶縁をテスターを使用してチェックした結果、詳細設計書の通りに導電できたので、合格にした。
制作したステッピングモータの回路について不具合があった為、詳細を以下に示す。
不具合報告書最後には制作物を作成出来たが、予定通りに作業を進めることが出来なかった。基盤の作成に取りかかるのが回路設計が終わった後だった為、大幅に遅れてしまった。 設計が終わったところから並行して基盤作成に取り組むべきであった。また、不具合のあった場面で素早く対応を出来るようにArduino,RaspberryPiの予備の基盤を用意しておくと良かった。