名称 MIRS2105ソフト開発報告書
番号 MIRS2105-SOFT-0003
現在時刻


版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A02 2022.2.21 望月 優輝 香川先生 第2版

目次

1.はじめに
2.担当メンバー
3.作成プログラム
4.各作業工数
5.総括
6.各パートへのリンク

 

1.はじめに

本ドキュメントはPhotoKENプロジェクトに関するソフトウェア開発において、開発内容の報告をまとめたものである。
詳細設計についてまとめたものを次に示す。

詳細設計ドキュメント

2.担当メンバー

MIRS2105のソフトウェア担当メンバーを以下に示す

武藏、望月


3.作成プログラム

今回photoKEN製作において、主に動作の目的とした機能は次の5種類である。

主要機能

table1にそれぞれの機能概要と実際の動作結果を示す。
各機能ごとのプログラムや開発時の試験結果(デモ動作)、参考にしたサイトなどをまとめたものは下のリンクに示す。
各機能の目的については詳細設計に記載済みなので省略する。

ソフトウェア機能実装方法設計書

table1 機能概要と試験結果

機能名 機能概要 成功動作(想定) 発表時(ブース)での結果
カメラ機能 USBカメラを用いて画角内に映ったものを表示、撮影 撮影されている景色が正常に画面に表示される。
また、正常に撮影することができる。
問題なく動作、カメラが見ている景色をディスプレイに表示することができ、
その瞬間ごとの写真を撮影することができた。
画像認識機能 カメラ機能で映った景色の中から人の顔やその表情を認識 カメラが認識し、表示されている画面に人が映り込んだ場合、
またその人物の表情が変化した際にその変化個所をマークすることができる。
成功動作通りに動かせることができた。
しかし、動作がかなり重くなってしまい、処理しきれず途中で落ちてしまうことがあった。
追跡機能 カメラで認識した人の位置に対して人の位置が中央に来るように頭部を移動 カメラが認識し、表示されている画面に人が映り込んだ場合、
頭部と鼻の部分が回転、その人の位置が画角内の中央に常に収まる。
人の素早い顔の移動には対応することが難しいが、
ある程度の速度の場合対応することができた。
LINE送信機能 撮影した写真やあらかじめ設定したメッセージをLINEを介してユーザの端末に送信 カメラ機能で撮影した写真、またサンプルメッセージが
正常に試験者の端末(iphone12)に送信される
正しい内容が試験者の端末に送信された。
しかし、今回使用したものがLINE notifyであったため、試験者からのメッセージに反応した動作を実装することはできなかった。
サイトからの操作 上の機能全般を外装に取り付けるディスプレイ上のボタンを押すことによって動作させる htmlで作成したサイトのボタンをクリックした際、そのボタンに記述されている動作が実際に起動する。 問題なく動作、しかし起動するpythonのコードにエラーがあった際正しく次のページに遷移しないことがあった。

4.各作業工数

workrecordより、2人のmirs時の各作業工数の割合をまとめたものをそれぞれfig1,fig2に示す。

fig1 武藏工数分析




fig2 望月工数分析


5.総括

今回ソフトでは”photoKEN”という機体を通して、カメラで送られてきた⼈の位置情報を もとにモータを制御、また笑顔認識やタッチディスプレイの動作プログラムの作成など、
幅広く活動をおこなった。各詳細設計開始ごろは本体ができるまでモータ制御等の試験、 調整ができず、発表⽇付近で慌ただしくなるということがあったが、当⽇問題なく認識、
画⾓調整することができてとても良かったと感じた。笑顔認識やタッチディスプレイ等の 機能は、基本的に調べながらの作業であったため、⾃分達の中で解釈、応⽤する⼒が⾝に
ついたと感じた。また、機能の⼀つであるLINE送信機能や天気受信機能はこれからさま ざまなことに使えそうなので、是⾮⾃分達はもちろんのこと、来年以降”mirs”を⾏う⼈た
ちに役に⽴てばと使⽤⽅法や応⽤例を残しておきたいと感じた。今回の製作の中で、細か なゲイン調整や、コンパイルエラーの対応など、何度も壁に当たることがあり⾟い思いを
したが、この経験を粘り強さに変え、これからの卒業研究やその先の⾃分達の活動に活かしていきたい。

6.各パートへのリンク

エレキ:エレキ開発完了リンク
メカ :メカ開発完了リンク
全体 :全体開発完了リンク

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