名称 |
MIRS1904 開発完了報告書 |
番号 |
MIRS1904-REPT-0003 |
版数 |
最終更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2020.2.10 |
杉山七海 |
大沼 |
初版 |
ドキュメント内目次
本ドキュメントはMIRS1804における開発完了報告書である。
完成した機体を以下に示す。
fig.1 機体
2. 発表会・展示会
発表会における結果は以下の通りである。
最優秀賞 :3位
技術賞 :2位
最優秀賞
Table.1 最優秀賞結果
|
プロジェクト |
得票数 |
得票率 |
順位 |
MIRS1901 |
Cocktail |
9 |
4.9% |
5位 |
MIRS1902 |
MIRcarrieS |
51 |
27.6% |
2位 |
MIRS1903 |
もっぴー |
18 |
9.7% |
4位 |
MIRS1904 |
thynk! |
29 |
15.7% |
3位 |
MIRS1905 |
PA-MAN |
78 |
42.2% |
1位 |
技術賞
fig.2 技術賞結果
fig.3 技術賞結果
Table.2 技術賞結果
| Cocktail | MIRcarieS | もっぴー | thynk! | パーまん |
コンセプト | 75.6% | 77.8% | 80.0% | 80.0% | 95.6% |
機能 | 64.4% | 84.4% | 73.3% | 86.7% | 80.0% |
ユーザー | 68.9% | 73.3% | 75.6% | 75.6% | 84.4% |
ニーズ | 71.1% | 75.6%/td> | 80.0% | 80.0% | 88.9% |
実現度 | 68.9% | 82.2% | 68.9% | 77.8% | 81.1% |
合計 | 69.6% | 79.3% | 74.4% | 79.6% | 85.2% |
順位 | 5位 | 3位 | 4位 | 2位 | 1位 |
発表会までの作業時間は以下のようになった。
mirs作業時間エクセルシート
全体
fig.4 mirs1904作業時間
パート
fig.5 各パート作業時間
fig.6 メカ作業時間
fig.7 エレキ作業時間
fig.8 ソフト作業時間
個人
fig.9 平均作業時間
fig.10 中尾
fig.11 山本
fig.12 太田
fig.13 大川
fig.14 佐藤
fig.15 杉山
fig.16 土屋
fig.17 村松
fig.18 渡部
<全体>
・全体的にメカ、エレキ、ソフト偏りなく仕事分担できていたと考えられる
・的、シューターなどほかのパートと連携する部分でてこづっていたように感じる
・ほかの班に比べ、本体よりもサブパーツの開発が多かったため、連携がとりにくかった
<メカ>
・詳細設計が遅れ、1月にはいってから製造を始めたが何とか間に合った
・3Dプリンターを多用したため時間がかかってしまった
<エレキ>
・設計する回路が多かったため時間がかかってしまった
・駆動部、的、シューター等、部分的な仕事が多かったように感じられる
<ソフト>
・ソフトは9月下旬から開発を始めていたため、時間にゆとりがあった
・1月をデバッグの時間にまわせてことは大きかったと思う
・アプリケーション開発、UI、通信系と役割がはっきりしていたため開発がしやすかった
このプロジェクトを進めるうえで、プログラミング教材の市場調査や小学校の授業カリキュラムなど事前に調べた
また、最初から技術調査をしっかりと行ったため、計画していたすべての機能を実装することができた
一方で、もう少しロマンのあるプロジェクトでもよかったかもしれない。
各パートの開発では、ソフトを筆頭にかなりハイペースで制作することができた
制作の余裕は心の余裕に大きく影響することがわかった
開発全体としては、大きな問題が発生することなく進行することができた
本番当日では青木先生のお子さんにとても好評だったことがうれしかった
頑張ってきてよかった
中尾 真波土(PM・エレキ)
PMとして1年間無事に終えることができほっとしています。この班はどの班よりも早く開発が完了しました。その要因は、最後まで大きな仲違いがなかったこと、役割分担がうまくできたことだと思います。
正直1年間私のチームで活動するのは大変だったと思います。指示は適当だし、文句ばっかり言うし、直前にライブにはいくし、よくついてくれたと思います。
すべての開発が終わったのでチームメイトがみんな何となくMIRS楽しく終われたなと思ってくれていれば幸いです。
また、TLの山本が足りないところをたくさん補ってくれたのも大きかったです。
なんだかんだ楽しかったので良かったです。
なお今年は報連相がちゃんとできていなかったと思います。今後自分が何かの開発に携わる時は円滑に進めることができるよう気を付けたいなと思いました.
MIRSはとても貴重な経験になりました。今後の自分の活動の糧としていきたいです。
山本 大貴(TL・ソフト)
私は1年間チームリーダーとして活動しました。スケジュールやタスクの管理など事務的なことは一生懸命やりましたが、この班を最後まで導きことができたのはプロジェクトマネージャー中尾の影響が大きかったと思います。たらたらと文句を言いながらも、なんだかんだ人一倍働いていました。ありがとうございました。
また、ソフトとしてはUnityを用いたアプリ開発をしました。プロジェクトを上書きしてしまったり、プログラムの書き方がわからなかったりと多くの失敗がありましたが無事にすべての機能を実装することができてよかったと思います。ソフト班に関しては渡部におんぶにだっこな部分もあったので本当に助かりました。また、UIのやり直しや訂正に文句を言わず最後まで付き合ってくれた大川にも感謝しています。
最終的に賞を取ることはできませんでしたが、最後までだれも欠けることなく、チーム一丸で作業ができたのでよかったと思います。
太田 凌我(メカ)
今回のMIRSではメカ担当として主にポインタの設計・作成を行った。最初はSolidworksの使い方がほとんどわからず、設計のアイデアはあってもなかなか図面に起こすことができなかった。しかし、時間はかかったが調べたり有識者に訊いたりと、試行錯誤しながらなんとか形にすることができた。想定したユーザーが小学生ということもあり、どうすれば子供が触っても安全か、どのような設計なら小学生でも扱いやすいかに重点をおき設計した。詳細設計が終わってからはスムーズに製作にはいることができ、無事発表会に間に合ってよかった。工場の予約がとれなかったり、ポインタの受光部が反応しなかったりとハプニングも多かったが、班員同士で喧嘩することもなく無事発表会を終えることができた。結果は惜しくも一般投票は三位、審査員評価では二位であったが、良い経験になったと思う。発表会直前は班の作業よりも司会や実行委員の作業を行っていたが、他のメカ担当のメンバーや班員たちが発表スライド、展示ブースの準備を行ってくれていたため、実行委員の仕事に集中することができた。
MIRSを通して、設計の難しさ、協調性の大切さを知ることができた。この貴重な経験をこれからの活動に活かしていきたい。
大川 源太(ソフト)
今回のMIRSで私は主にアプリUIや発表用資料の作成等、デザインや広報周りの仕事に就くことが多かった。
そのため工学的な面にはほとんど干渉せず、本来MIRSで学び・習得するべき工学技術は何も得ることが出来なかった事、私自身の工学に対する知識不足が祟って、前期での電気回路作成や後期のアプリ開発において足を引っ張ってしまった事はとても悔やまれる。
しかし、ソフト班をはじめとした1904のメンバーの手助けもあり上記のような私の得意な事を仕事とする事が出来た。おかげで微力ながら班に貢献する事が出来たと思う。
結果として、自分の好きな事を再認識し様々な技術を得ることが出来たので、非常に有意義な1年間を過ごせた。このMIRSを通して得た経験、物事を今後に活かしていきたい。
佐藤 辰紀(メカ)
メカとして一年間MIRSの開発に携わりました。一年生の時からロボコン部に入っていたおかげでSolidworksによる設計とパーツ加工には慣れていましたが、今年ようやく本領を発揮できたと思います。
シューター本体を小学生が持てるようコンパクトにするためには各パーツを精密に組み合わせる必要がありました。精度が出ない3Dプリンターによるパーツ同士を正確に組み合わせる作業やスイッチやLEDなどの既成パーツと3Dプリンターによるパーツをうまく組み合わせる作業が特に大変だした。フレームについてはMDFという材質を多用したが加工前の設計段階ではMDFのあまり丈夫でないという性質によりレーザーカットによる加工がうまくできないのでは無いかという心配がありましたが実際には問題なくイメージどおりのパーツが出来上がったのでよかったです。詳細設計の段階では作成する予定の無かった取扱説明書を作成するほどの余裕があったので、計画性を持ってMIRSの作業を進められたと思います。
最後にMIRS全体の感想ですが、勝手にチームを決められて一年間にわたり開発を共にしました。何度か揉め事もありましたが、これから社会に出るにあたり良い経験になったと思います。
杉山 七海(DM・エレキ)
私はドキュメントマネージャーと、エレキを担当しました。
自分には、専門的な知識がほぼ無いので、周りが仕事をしている時に自分だけ何もしない事がないようにドキュメントマネージャーに立候補しました。初めはHTML?CCS?なにそれ?おいしいの?って感じでしたが去年までのドキュメントを参考に見よう見まねで書いているうちにだんだんソースコードをみて理解出来るようになり、管理台帳の前にホームページを作成したりできるようになりました。
エレキとしては、回路図を見て実際に基盤に配線したりはんだ付けなどを行いました。度々、配線を間違えたりしていたので導通チェックや実体配線図の大切さを痛感しました。
最後に、mirs1904について。
うちの班は比較的大きなトラブルなどはなく、1年間チームとしてうまく回っていたのではないかと感じました。
役割分担がはっきりしてしたこと、不満を溜めず直接言ってしまうことが良い方に転んでくれたのではないかと思います。しかし、ドキュメントレビューの際などにコミュニケーション不足が原因で意思疎通ができてないことが多々あったので、今後、チームで活動する時は今回の経験を活かしたいと思います。
チームメンバーが発表された時は1年間このチームででやっていけるか本当に不安でしかなく、しんどい!無理!と思うことも度々ありましたが、プロジェクトマネージャーとして上に立ってくれた中尾、チー厶を円滑にまわしてくれた山本はもちろん、この9人で1年間やってこれて良かったです。
1年間ほんとにありがとうございました。
土屋 直哉(メカ)
今回のMIRSは本体設計・制作の担当として取り組んだ。
年度始めはSolidworksを全く知らないところから始まったが、時間をかけ使い方を習得することで図面製作の技術がこの1年で向上した。この段階で相当時間を使ってしまい本加工になかなか入ることが出来なかったことが反省点である。
また、自分の仕事に没頭し、情報交換を怠ると全体の進捗や互換性を把握することができず何度も図面の修正をする必要が出てきた。
そのため、製品企画において情報交換の重要性も身を持って体験した。
この一年を通して自分の責任感のなさが班員に迷惑をかけていたと痛感した。今後の生活に反映していければと思う。
村松 秀隼(エレキ)
今回のMIRSの製品企画、設計、開発、実装の流れの中で、開発側が当事者視点で企画を見ることの難しさを感じた。スライドのレビューのときに特に感じたが、言われてみればわかりずらいな、ということも、開発者側としてみていると企画内容がわかっているので実際の操作がイメージしづらい、ということがなく何の疑問も抱けなかった。
製品を企画する際には常に現場側の目線をもって仕事したいと思う。
エレキとして振り返ってみると、私はあまり仕事をしていなかった。もう少し仕事を探すとかしたほうがよかったんじゃないのだろうか。
渡部 丈留(ソフト)
今回は、主にバックエンドを担当として取り組みました。
ソフトウェアチーム内にUnityを触ることができるメンバーがいたので、自分の作業に専念できました。
フロントエンドを主に触れていたので、今回のバックエンド構築の知識や経験は大変良い経験となりました。
特に、Node.js, Firebase Realtime Database, Pythonなどの経験はもちろん、Unityにおけるバックエンド通信についての知見も深めることができました。
また、チーム開発におけるマネジメントに関しては、各々が持つタスクを明確化し作業の効率化を図ろうと努力しました。この経験を糧に今後も頑張ろうと思います。
メカ開発完了報告書
エレキ開発完了報告書
ソフト開発完了報告書
MIRS DATABASE