名称 | MIRS1301 エレキ詳細設計書 |
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番号 | MIRS1301-ELEC-0001 |
最終更新日:2013.1.31
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2013.12.17 | 岩田大輝, 高原一真 | 初版 | |
A02 | 2014.1.31 | 高原一真 | 基板追加 | |
A03 | 2014.3.3 | 高原一真 | 青木先生 | スケジュールなど |
本ドキュメントは、MIRS1301のエレクトロニクス関連の各詳細設計書をまとめたものである。
MIRS1301全体の方針である拡張性・流用性・整備性の向上のために
エレクトロニクス全体として以下の方針を立てる。
PICと外部の通信方式を全てI2Cバスで統一する。
統一の目的は、通信用プログラムを統一し、流用性を向上させること。
I2Cを選んだ理由を以下に列挙する。
使用するPICをPIC16F1938で統一する。
統一の目的は、PICプログラムと回路設計の流用性を向上させること。
PIC16F1938を選んだ理由を以下に列挙する。
すべての基板にPICkit2/3用のコネクタを用意する。
理由を以下に列挙する。
また、オシロスコープによるデバッグ効率を向上させることを目的として、
デバッグ頻度が高くなることが予想される信号線には、あらかじめピンヘッダを用意する。
(例: 各ボードのGNDピン, モーター制御ボードのPWM信号線)
プリント基板に設けるネジ穴は、穴同士の間隔が 15mm の倍数になるように統一する。
統一の目的は、基板設置位置の変更に対する柔軟性を上げること。
15mm にする理由は、MIRSMG3D標準機のシャーシに開けられている穴の間隔が、基本的に 15mm だからである。
同じピン数のコネクタは、原則としてVCCやGND、入力や出力の並びを統一する。
クロスケーブルの使用を避け、接続ミスによるショートを防ぐためである。
また、ピンヘッダやピンソケットは向きを間違えやすいため極力使用しない。
ハンダ付け時のミスや、コネクタ接続時のミスを防ぐため、
作成した基板には、できるだけ油性ペンで情報を書き込んでおく。
書き込む情報の具体例としては、
MIRS1301が新規に導入する各基板の詳細設計書へのリンクを以下に示す。
基板名称 | 概要 |
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I2Cマスターボード | USBで制御可能なI2C親機 (MIRS1301,1303,1304班共同プロジェクト) |
PICkitボード | PICkit2/3による書き込み用 |
A/D変換ボード | 分解能10bitのA/D変換ポートを11ch搭載 |
USSボード | パララックス社製超音波センサ(PING)を4つまで管理可能 |
モーター制御ボード モーター駆動ボード | I2Cインターフェース搭載 小型化 ロータリーエンコーダーを2逓倍で使用 始動時の応答時間短縮 |
電子コンパスボード | MOLEXコネクタと固定用ネジ穴を用意するためのボード |
LEDボード | 超高輝度LEDを使用 |
開発スケジュールを参照.
PICプログラムの一括ダウンロード(MPLABX用): MIRS1301_mplabx_programs.zip