沼津高専 電子制御工学科

MIRS0602 Electronics 詳細設計書

MIRS0602-ELEC-0002

改訂記録

版数

作成日

作成者

承認

改訂内容

 

A01

 2006.10.13

柏木

 尾崎

初版

 

A02

 2006.10.23

柏木

 尾崎

基盤図追加

 


 

目次

1.はじめに
2.概要
3.構成

 

1.はじめに

本ドキュメントは、MIRS0602エレクトロニクス部の各回路基板の製造仕様書の作成に必要な事項を述べる。

 

 

2.概要

MIRS0602では、音声再生モジュールを使用するための回路(音声増幅回路及びシリアル通信回路)を作成する。

CPUから送られてきた信号をシリアル通信回路を介してStl-2000に送り、音声増幅回路を通しスピーカに出力する。

 

 

全体概要図

 

3. 構成

3.1音声増幅回路

製造方法

·         去年実験番号3011で使用したミッツ社のプリント基板加工システムを用いて基盤を作成、回路図に従って各素子を半田付けする。

増幅回路説明

·         本来はIC(NJM2073)を用いる予定だったがRSも秋月も取り扱ってないため、オーディオアンプIC(NJM386)を使用することにした。出力がIC(NJM386)IC(NJM2073)より弱いので、もし十分な出力が得られない場合はIC(NJM386)2個使用することにし、IC(NJM2073)と同等の回路を作成する。



GAIN=26[dB]

GAIN=46[dB]


基盤図

 



実装図26[dB]

 

詳細は、 

音声増幅回路:http://www2.denshi.numazu-ct.ac.jp/mirsdoc2/mirs06sp/num0004a/amp.html

参照

 

3.2シリアル通信回路

 

シリアル通信回路(RS-232C)について

STL-2000
TTLレベルの非同期シリアル通信である。
これをCPUと接続する場合には、必ずRS-232Cレベル変換ICを経由して接続する必要がある。
RS-232C
の規格は同期通信と非同期通信に対応するなど幅広く、一般の通信ソフトが使用するのはごく一部の機能に過ぎない。
つまりシリアル通信回路の役割は、同期通信と非同期通信の接続、レベル変換である。

 

 

CPUSTL-2000の接続例

 

 

 

基盤図 

詳細

シリアル通信回路:http://www2.denshi.numazu-ct.ac.jp/mirsdoc2/mirs06sp/num0005a/serial1.html 

参照

 

 

3.3 FPGAボード、電源ボード

 

FPGA回路,電源ボードは、標準機のものを使用する。

 

3.4 部品表

 

l        PIC Sipex 3232ECP

l        コンデンサ 0.05,200μF

l        可変抵抗 10kΩ

l        SDカード/MMC対応 高機能MP3プレイヤーユニット STL-2000

l        オーディオアンプIC NJM386

l        Dサブ コネクタ 9ピン・メス(はんだ付けタイプ) RS232C