タッチセンサの信号については以下の図を参照すること。
コネクタJAは、VIPC-310のコネクタで、ピンアサインは J5 と同じである。
(ii)制御フロー例
ロータリエンコーダ・ボードの詳細は、次に挙げる通りである。
図1にカウンタリードサイクルのタイミングチャートを、図2にカウンタリセットサイクルのタイミングチャートを、図3に割込みサイクル(割込みVECTOR読込みサイクル)のタイミングチャートを、図4にバスリセット時のタイミングチャートをそれぞれ示す。なお、CLKは8MHz(T=125ns)である。
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※ 実際はバスリセットがアクティブな状態(”L”レベル)は数百ms続く。
初版基板の部品表はV94−CARD−301である。
2.適用範囲
本ドキュメントは,ロータリエンコーダボード初版(V94−PART−001,V94−PART−002,V94−CARD−x01)、及び2版(V94−PART−003,V94−PART−004,V94−CARD−x02)に対して適用する。
3.取付方法
1)ロータリエンコーダボードをI/Oボード(VIPC310)に載せる
ロータリエンコーダボードは、必ず IndustryPack A 側に取り付けます。
2)センサ類をI/Oボード(VIPC310)に取り付ける
ロータリエンコーダ、タッチセンサのケーブルはRE−I/Oボード接続ケーブル(V94−PART−009)を用います。ケーブルは、I/OボードのコネクタJA(IndustryPack AのI/O用のコネクタ)に、向きを確認して取り付けます。
ただし、もしもタッチセンサの取付個数が3個未満である時には、センサの取付けに加えて次の作業を行ってください。
ロータリ・エンコーダ・ボードに取り付け可能な3つのタッチセンサのうちの、取り付けないタッチセンサに対応するロータリ・エンコーダ・ボード上のジャンパを全てつなぎます。センサとジャンパの対応は、右タッチセンサがジャンパR、中央タッチセンサがジャンパM、左タッチセンサがジャンパLとなっています。図1のロータリエンコーダ・ボードの外観を参考にしてください。
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4.使用方法
1)はじめに
ロータリ・エンコーダ・ボードは、CPUリセットの信号で初期化されるように設計されています。初期化の内容は、次のとおりです。
2)タッチセンサを動作させる
タッチセンサを働かせるためには、次のことを行わなければなりません。