この章では、サンプルプログラムをコンパイルし、NXTに転送、実行してみましょう。
プログラムを実行できる形式にコンパイルします。
今回は、"helloworld"というサンプルプログラムをコンパイルします。
"helloworld"は、nxtOSEK\samples_c\helloworldにあります。
Cygwinを起動後、カレントディレクトリをnxtOSEK\samples_c\helloworldディレクトリに設定してください。 |
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Cygwin上で次のコマンドを入力し、helloworldサンプルプログラムをビルドします。 |
make all
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"Generating binary image file helloworld_OSEK.rxe"と表示されれば成功です。 |
先ほどコンパイルしたプログラムをNXTにアップロードしましょう。
拡張NXTファームウェア搭載のNXTの電源をONにして、PCとNXTをUSBケーブルで接続してください。 |
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Cygwin上で次のコマンドを入力してください。 |
sh rxeflash.sh
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プログラムアップロードが成功した場合、Cygwin上に右図のコマンド出力の2行目のように実行形式ファイルのサイズが示されます。 |
NXTにアップロードしたプログラムを実行しましょう。
標準NXTファームウェアの操作手順に沿って(My Files -> Software files -> プログラム名(helloworld_OSEK) -> プログラム名 Runを選択)、アップロードしたプログラムを実行してください。 |
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nxtOSEKのアニメーションが表示され、nxtOSEKメイン画面が表示されます。 |
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NXT前面の4つのボタンには次の機能が割り当てられています |
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※拡張NXTファームウェア上では、複数のnxtOSEKプログラムをNXTへアップロードすることができますが、nxtOSEKプログラムの最大サイズは64Kbytesという制約があります。もし、64Kbytesを超えるプログラムを作成したい場合は、NXT BIOSを使用してください。