原作 Rodney Grimes
<rgrimes@FreeBSD.ORG>
.
1 October 1996.
Pentium クラスのマシンはシステムのいくつかの部分で異なったク ロックスピードを使っています. これは CPU, 外部メモリバス, PCI バスです. 別々のクロックスピードが使われるために 「高速な」 CPUを使ったシステムが 「低速な」システムよりも必ず しも速いとは限りません. それぞれの場合の違いを以下の表に示します.
CPUクロック 外部クロック 外部クロックと PCIバス
とメモリバス 内部クロック クロック
MHZ MHZ** の比 MHZ
60 60 1.0 30
66 66 1.0 33
75 50 1.5 25
90 60 1.5 30
100 50* 2 25
100 66 1.5 33
120 60 2 30
133 66 2 33
150 60 2.5 30
166 66 2.5 33
180 60 3 30
200 66 3 33
* Pentium 100 は 50MHzの外部クロックの 2倍または
66MHz の 1.5倍の両方で動かすことができます.
** 66 Mhz はおそらく実際には 66.667 MHzでしょう.
しかし, そうだと決めつけてはいけません.
3倍クロックの CPUではメモリアクセス速度が不足気味であるとい う点を考えなければ 100, 133, 166, 200 MHzを使うのが最良でしょ う.
FreeBSDは 80286マシンでは動きません. 現在の巨大なフ ルスペックの UNIXをこのようなハードウェアで動かすことはほとんど 不可能でしょう.