名称 | MIRS1601 エレクトロニクス開発報告書 |
番号 | MIRS1601-ELEC-0009 |
最終更新日:2017.2.8
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
A01 | 2017.2.8 | 部谷 若菜 平山 龍弥 望月 晴矢 |
大林先生 | 初版 |
本ドキュメントは、MIRS1601のエレクトロニクス開発報告書について記したドキュメントである。
今回、MIRS1601のエレキ班が製作した基板、達成度、担当者コメントを以下の表に示す。なお、電源ボードはMIRSMG3Gの電源ボードと回路は同じ、バス回路基板は配線だけで機能を持たないため、個別の詳細設計書は無い。
製作基板 | 詳細設計ドキュメント | 担当者 | 担当者コメント |
---|---|---|---|
電源ボード | MIRS1601-ELEC-0001 | 平山 | 最終的には動作したものの、作り直しが4回もあったり、Tコネクタにあわせることがなかなかできなかったり、完成したのが遅すぎたなど、反省すべきことが多かった。 |
バス回路基板 | MIRS1601-ELEC-0001 | 平山 | 設計時の配線ミスはなかったが、製造してみると設計と違うものができたり、GNDが細くて爆発したなど、自分の経験の浅さを痛感した。ただ、ある程度の拡張性を持つように設計したのはよかったと思う。 |
モータ制御基板 | MIRS1601-ELEC-0006 | 望月 | モータドライバへの流入電流の値を考慮できておらず、数回の作り直しを行った。モータドライバは長時間動かし続けると触れられないほど発熱し数分間のクールダウンが必要となるため排熱機構がさらに必要であると感じた。 |
超音波センサ分岐基板 | MIRS1601-ELEC-0007 | 望月 | 信号を基板でまとめるのみの役割だったので手間はかからなかった。だがPINの配置順を間違えたため分岐基板と超音波センサをつなぐケーブルの順番を変え対応させた。 |
赤外線センサ分岐基板 | MIRS1601-ELEC-0004 | 部谷 | ソフト班による仕様変更もあり、作り直しがあった。見慣れない素子を取り扱ったため、回路を組むのに苦戦した。 |
ロータリエンコーダ分岐基板 | MIRS1601-ELEC-0008 | 望月 | 回路が単純で簡単なものだったので手間取らなかった。 |
LED・赤外線センサ固定基板 | MIRS1601-ELEC-0003 | 部谷 | 回路自体は簡単だったが、作成する基板の数が多くて時間がかかった。 |
テープLED制御基板 | MIRS1601-ELEC-0002 | 部谷 | 表面実装用の素子を購入していたため、使いにくかった。VccとGNDを間違えて配線していたことに気づくのが遅くて完成までに時間がかかった。 |
WAVファイル再生基板 | MIRS1601-ELEC-0005 | 平山 | 事前に入念に調査し、自費で購入して試作していたため問題なく動作した。時間があれば音割れやノイズを改善したかった。 |
各基板の試験内容、試験結果を以下に示す。
この項目においてモータをタイヤ側から見て時計回りを正転、反時計回りを逆転とする。
計画が決まった当初は、全ての基板はテストまで含めて製作が完了しているはずだった。結果的に予定から遅れてしまい、ソフト班に迷惑をかけてしまった。
遅れてしまった要因としては、
があげられる。特にツールとガントチャートは大きな要因であり、この二つを改善するだけでも今回のようなひどい遅れは無かったと思える。
今回のことから、
もし、今後チームで開発することがあったら上記の点を心掛けていきたい。