最終更新日:2016.12.13

目次

1. はじめに
2. 機能概要
3. 仕様詳細
4. 作成方法
5. 必要部品

1. はじめに

   本ドキュメントは、MIRS1601のWAV再生基板の詳細設計について記したドキュメントである。

2. 機能概要

   この基板の機能は、SDカードから.wavファイルを読み出し、ArduinoDUEにてDA変換された曲データを本基板内蔵アンプで増幅、大音量でスピーカーから音楽を再生する。
   競技中の雰囲気に合わせた音楽を流すことで、競技を盛り上がらせ、観客に楽しんでもらえるようになっている。

3. 仕様詳細

   
   

   1. 回路図

      この基板の回路図を以下に示す。
      太枠で囲まれたところは「TA7368使用小型アンプキット」の回路と同じである。また、SDカードは「マイクロSDカードスロットDIP化キット」でDIP化されている。
      
      fig.1 回路図
      

4. 作成方法

   
   

   1. 基板加工機用mitファイル

      基板を加工する際に使用するmitファイルを以下に示す。
      WAVファイル再生基板 加工データ
      
      
      

   2. パターン図

      パターン図を以下に示す。
      
      fig.2 パターン図
      
      
      

   3. 実装図

      実装図を以下に示す。
      
      fig.3 実装図(表)
      
      
      
      fig.4 実装図(裏)
      
      
      

5. 必要部品

   必要部品を以下の表に示す。
   

   素子名	表記	型名	個数
   抵抗	R	3.3kΩ	3
   可変抵抗	RV	300Ω	3
   コンデンサ	C1,C2,C4	100uF	3
   コンデンサ	C3,C6	100nF	2
   コンデンサ	C5	470uF	1
   アンプ	RP1	TA7368	1

   素子名	個数
   マイクロSDカードスロットDIP化キット	1
   1*8L字ピンヘッダ	1
   2ピンソケット	2
   8Ω10W広帯域用スピーカー	1