名称 MIRS1601 モーター制御基盤詳細設計
番号 MIRS1601-ELEC-0006

最終更新日:2016.12.14

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2016.12.14 望月 晴矢 大林先生 初版
B01 2017.1.14 望月 晴矢 大林先生 B1版

目次

  1. はじめに
  2. 変更点
  3. 機能概要
  4. 仕様詳細
  5. 作成方法
  6. 必要部品
  7. 試験内容

  1. はじめに

    本ドキュメントは、MIRS1601のモータ制御基板の詳細設計について記したドキュメントである。

  2. 変更点

    制御モータ数を2個増やし、Arduino Dueにて一枚の基盤にて制御を行う。FETトランジスタをモータドライバに変更することで素子数を減らし基盤の小型化を行う。

  3. 機能概要

    この基盤はモータードライバ L298を使用し、Arduino Dueから送られる8つのデジタル信号と4つのPWM信号により4個のモータを制御する機能を有する。

  4. 仕様詳細


    1. 回路図

      Arduinoから6.0[V],3.3[V],GNDを各1pinずつ、PWM信号が4pin、デジタル信号が8pin、計15pinをバス回路基板を経由して接続する。
      Arduinoから送られる3.3[V]のPWM信号をフォトカプラにより6.0[V]へ昇圧し、そのPWM信号とArduinoからの2本のデジタル信号によってモータの正転、逆転を制御する。

      この基板の回路図を以下に示す。

      fig.1 回路図

  5. 作成方法


    1. 基板加工機用mitファイル

      基板を加工する際に使用するmitファイルを以下に示す。
      モータ制御基板 加工データ


    2. パターン図

      パターン図を以下に示す。

      fig.2 パターン図

    3. 実装図

      実装図いかに実装図を示す。


  6. 必要部品

    必要部品を以下の表に示す。表記は回路図と同じ表記である。

    素子名 表記 型名 個数
    抵抗 R5〜R12 100Ω 8
    抵抗 R1〜R4 200Ω 4
    抵抗 R13〜R16 470Ω 4
    コンデンサ C3〜C6 100nF 2
    コンデンサ C1 47μF 1
    コンデンサ C2 100μF 1
    フォトカプラ IC1,IC2 TLP504A 2
    モータドライバ L1,L2 L298 2

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