目次

• 1.はじめに
  
• 2.製作部品一覧
  
• 3.製作物評価・考察
  
• 4.総括
  

1. はじめに

   
   
   本ドキュメントは、MIRS1404の開発報告書についてのドキュメントである。
   

2. 製作部品一覧

   
   製作し、機体に搭載した部品を示す。
   
   
   • シャーシ
     詳細設計書： MIRS1404　メカニクス詳細設計書(シャーシ、バンパー、ホイール、支柱)
     軽量化を図るためにアルミ複合板で、上段シャーシ、中段シャーシ、下段シャーシをそれぞれ1枚づつ製作。
     
     
     
     上段シャーシ
     
     
     
     
     中段シャーシ
     
     
     
     
     下段シャーシ
     
     
   • バンパー
     詳細設計書：MIRS1404　メカニクス詳細設計書(シャーシ、バンパー、ホイール、支柱)
     シャーシが円形となるので、それに伴いバンパーの形状を変更。（3枚）
     
     
     
     バンパー
     
     
     
   • 支柱(4本)
     詳細設計書：MIRS1404　メカニクス詳細設計書(シャーシ、バンパー、ホイール、支柱）
     射出機構の高さを調整するために中段ー上段間の支柱を製作。（4本）
     
     
     
     支柱
     
     
   • 射出機構
     詳細設計書：MIRS1404　射出機構詳細設計書
     怪盗機確保のため、射出機構を製作。
     
     
     
     射出機構
     
     
     
   • ホイール
     詳細設計書：MIRS1404　メカニクス詳細設計書(シャーシ、バンパー、ホイール、支柱)
     小型化するために木製の薄いホイールをタイヤとして製作。
     
     
     
     木製ホイール
     当初の予定では3Dプリンタでホイールを製作。 製作ごとに密度が変化し同じ重さのホイールを2つ作ることができなかった。六角形の軸の部分が精度が悪かったためモータの軸にはめることができなかったためやすりがけが必要になった。結果的に木製ホイールのほうが容易にでき、精度も高かったため3Dプリンタ製のホイールは使用しなかった。
     
     
     
     3Dプリンタ製ホイール
     
     
   • 外装
     詳細設計書：MIRS1404　機体外装詳細設計書
     外装を制作することで見た目を改善。
     
     
     
     機体外装
     
     
   
   

3. 製作物評価・考察

   
   
   
   
   • シャーシ
     円形を綺麗に切り出すことができたが、エレキのボード用の穴の位置を間違えたため、中段シャーシが穴だらけになってしまった。下段シャーシのモータの取り付け位置が少し外側に取り付けすぎたため、車軸がシャーシからはみ出してしまった。そのため、車軸が壁に当たり、動きづらくさせてしまった。
     
     
   • バンパー
     手で曲げ加工を行ったが、精度良く行うことができた。
     
     
   • 支柱
     アルミ棒をフライス盤で加工したが、精度良く加工できた。
     
     
   • ホイール
     3Dプリンタで作ったものと比べても、容易にでき、精度も高く完成した。
     
     
   • 射出機構
     主に、3Dプリンタを使用して製作しているので精度は3Dプリンタの精度と同様である。
     
     
   • 外装
     時間が足りなかったため、綺麗に仕上げることができなかった。
     
     

4. MIRS1404 メカニクス総括

   
   設計は予定より早く終わり、シャーシやホイールについてはすばやく加工を始めることができた。しかし、ホイールは3Dプリンタの精度が悪く何度も作り直したため、加工だけで80時間以上かかった。機体の完成に時間がかかった大きな理由は、エレキとの連携がうまくとれず、何度も基盤取り付け用の穴をシャーシにあけたこと、機体の組み立てに時間がかかったこと、フライス盤の故障により木製のタイヤが作れなかったことなどがが原因として挙げられる。
   加工に時間がかかってしまったが、作るべきものは完成することができた。