名称 MIRS1401 モータ制御ボード詳細設計書
番号 MIRS1401-ELEC-0003
版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2014.12.19 宇佐美、高井 初版
B01 2015.2.2 宇佐美 大沼先生 電池をモータ制御ボードから分離。それに合わせて回路図等を修正

目次

1. はじめに
2. 概要
3. 回路図
4. 部品図
5. 実装図
6. 試験手順
7. 添付ファイル
8. リンク

1. はじめに

本ドキュメントは、MIRS1401で新規設計したモータ制御ボードの詳細設計書である。

2. 概要

モータ制御ボード改良提案の通りに、モータ380に合わせたモータ制御ボードを作成する。

3. 回路図

基板は2枚構造になっており、CN3とCN4をフラットケーブルで接続して使用する。


図1 基板A回路図


図2 基板B回路図

4. 部品表

表1 基板A部品表
記号品名・規格数量備考
IC1オープンコレクタバッファ 74LS071
IC2フォトカプラ TPL504A1
R1・R2330Ω 1/4W 炭素皮膜抵抗2
R3・R41.1kΩ 1/4W 炭素皮膜抵抗2
C110μF 電解コンデンサ1
CN14pinコネクタ1
CN22pinコネクタ1
CN35pinコネクタ1
-14pin DIPタイプICソケット1IC1取付用
-8pin DIPタイプICソケット1IC2取付用
-ピンヘッダ適宜試験時のプローブ取付用
-ユニバーサル基板 95×72mm1
表2 基板B部品表
記号品名・規格数量備考
IC3モータドライバ TA8429HQ1
C2・C347μF 電解コンデンサ2
CN45pinコネクタ1
CN5・CN6MOLEX 2pinコネクタ2
-放熱板 46×25×17mm1IC3放熱用
-ユニバーサル基板 95×72mm1

5. 実装図

図3における太線部は、基板の表側に導線を取り付けて接続する。図4における破線部は、大電流が流れるため太い導線で直接接続する。


図3 基板A実装図


図4 基板B実装図

6. 試験手順

導通試験

各素子、端子にテスタを当てて、以下に示すように各素子間が導通しているかを確認する。次に、それ以外の場所でショートが起きていないかを確認する。

基板A
基板B

動作試験

基板AのCN1にDC5Vを印加し、9V電池を接続する。CN1の各端子にH(4.5V〜6V程度)、L(0V)の入力を与えて、ピンヘッダの電位が表2のようになっているかを確認する。次に、基板AのCN3と基板BのCN4を接続し、CN5にDC6Vを印加する。CN6にモータを接続して、モード通りに動作するかを確認する。ストップとブレーキは、モータの軸を手で回転させたとき、回しにくいかどうかで区別する。なお、表における記号の定義は以下の通りである。
表2 モータ制御ボードのファンクション
入力ピンヘッダモード
Vi1Vi2Vp1Vp2Vp3Vp4
LLLLLLストップ
LHLHLH正転
HLHLHL逆転
HHHHHHブレーキ

7. 添付ファイル

8. リンク


沼津工業高等専門学校 電子制御工学科