最終更新日:2024.05.10

目次

1. はじめに
2. 外観
3. 背面加工
4. 各種マウント

1. はじめに

本ドキュメントは、MIRSMG5標準機に搭載されているコンテナ制御ボックスの加工について示したものである。
BOX壁面への穴あけを行うが、場所に関しては参考程度とし、各自使いやすいところに穴あけを行うこと。

2. 外観

コンテナ制御ボックスには各種制御ボードやバッテリーなどが搭載されている。これらが外部にアクセスするためのポートを作る必要があるため、穴あけを行う。



Fig.1 コンテナ制御ボックスの外観


3. 背面加工

コンテナ制御ボックスの背面には次の要素を固定するための穴加工が必要となる
穴あけ寸法は図に示す通りである。ただし、エンコーダポートについては今後の拡張要素によってはこの限りではない。
デザインナイフやリュータ等で加工すること。工具の扱いには十分注意すること。


Fig.2 コンテナ制御ボックスの背面加工位置・サイズの目安


• モータ電源線
背面図中央下にあるケーブルの伸びた線。
モータの電源線は、CuGo制御BOXにあるキャプコンを移植する。寸法は図に示す通り。
まず本体を固定具を用いBOXに固定する。その後ケーブルを通し、ロックパーツでケーブルをロックする。以下の図を参照すること


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Fig.3 モータ電源線固定方法1



Fig.4 モータ電源線固定方法2



Fig.4 モータ電源線固定方法3



Fig.4 モータ電源線固定方法4


• 非常停止スイッチ
背面図左上の赤いボタンがついているスイッチ
穴あけ寸法は図に示す通り。
付属の固定具でBOX内側から締め付けて固定する。

• 電源スイッチ
右上のトグルスイッチ。
穴あけ寸法は図に示す通り。
付属のナットでBOX内側から固定する。

• エンコーダポート
右下のプリンタパーツ。
STLファイルはこちら
ただし、このファイルは参考程度とし、標準機開発のタイミングで3DCAD、3Dプリンタの使用方法確認を兼ねて、自身で設計、印刷、調整をしてみること。
穴あけ寸法は図に示す通り。デザインナイフやリュータ等で加工する。
プリンタパーツをはめ込み、接着剤やホットボンドで固定する。



4. 各種マウント

コンテナ制御ボックスの内部にて、以下のデバイスを固定するために各種マウントが必要となる。


• Raspberry Pi マウント
STLファイルはこちら

• Arduino Uno マウント
STLファイルはこちら

• モータ制御ボード マウント
STLファイルはこちら

これら各種マウントを3Dプリントし、マウント裏面と制御コンテナボックス内をマジックテープで固定する。
なお、メカ担当はマウントの印刷、マジックテープ準備を行うが、配置については配線の長さが関係するためチームで相談してレイアウトを考えること。

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