MIRSMG3G 管理台帳へ戻る

名称 MIRSMG3G CPU起動説明書
番号 MIRSMG3G-MIRS-0001
版数 最終更新日 作成 変更点 承認 改訂記事
A01 2015.03.26 石井建至 青木先生 初版

目次


  1. はじめに


    MIRSで使用されるCPUボードの起動・終了方法についてのドキュメントである。


  2. OSについて


    MIRSではLinuxOSのUbuntsu10.10を採用し、演習室の環境との連携がしやすいようにされている。
    ただし、演習室の環境でインストールされているものがMIRSにインストールされているとは限らない。
    以下にはMIRSで使うとされ、MIRSのOSにすでにインストールされているものをリストアップする。
    今年からは、演習室の環境がUbuntsu9.10からCentOSに変更されたが、全く問題はない。



  3. 必要な装置


    MIRSを起動させるために最低限必要なものを下記に示す。



  4. 起動方法


    1. 電源ボードと安定化電源またはバッテリーを接続する。

    2. CPUのUSBハブにBluetooth無線USBモジュールとUSB無線LANを差し込む。

    3. 安定化電源の電圧を8.0[V]以上、電流を1.0[A]以上に設定する。
      ※電圧は電源ボードの電圧値設定上最低6.5[V]以上必要である。また、電圧がいくら高くても電流が1.0[A]より小さいとMIRSは起動できない。
       このときCPUボードからカチカチ音が鳴るが、電流が足りていないというCPUからのSOSである。
       また、この世の中では電流源はほとんど存在しておらず、基本的に電圧源であることを理解しておいてもらいたい。

    4. CPUが起動するとユーザ、パスワードを入力し、sudo su(rootをとる)を入力し、パスワードを要求されるので入力する。
      $mirs
      $*********(パスワード)
      $sudo su
      $*********(パスワード)

    5. 何かしらの作業をする。

    6. 終了するときには必ずhaltコマンドを打つ。これはroot権限でなければ実行することができない。
      $halt

    7. ディスプレイに"System halted"と表示されたら電源ボードのスイッチ、安定化電源のOUTPUTの順に電源を切る。



  5. スマートフォンによるMIRSの遠隔操作


    上記の方法以外にスマートフォン、タブレットからMIRSに対して遠隔操作することが出来る。
    iOSであればApp Store、AndroidであればPlay StoreからSSHで検索して、SSHのアプリをインストールする。
    その後、MIRSのIPアドレス、ユーザ名、パスワードを初期設定することで、次のログイン時にワンクリックでMIRSにログインすることが出来る。
    MIRSにログインする際にはMIRSが接続しているLANと同じ無線LANに接続する必要がある。

    ※スマートフォンで遠隔操作する場合は、4. 起動方法のやり方に慣れてきたら行うこと。






MIRSMG3Gドキュメント管理台帳