沼津高専 電子制御工学科
サブシステム試験結果報告書
MIRS9905-soft-0002
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2000/11/22
山下
八窪
初版
目的
MIRS9905の
サブシステムの試験仕様書(MIRS9905-soft-0001)
の結果報告を行う。
テスト手順
テスト用プログラムのZIPfile(
subtest9905.zip
)を解凍する。(この中にはソースも含まれている)
テスト用プログラム(subtest9905.x)をMIRSに転送する
テスト内容にそって各部のテストを行う。
テスト内容
超音波センサ試験
手順
ディップスイッチを1にセットする。
測定結果3桁(単位cm)が7SegLEDの下3桁に表示され、センサ番号が最上位桁に表示される。
反射板を前後に動かして、距離が正しく測定されているかどうか、タイムアウト表示は正しく出ているかどうか確認する。約1m50cmまで測定できれば良いとする。タイムアウトになった時には"999"を表示する。
センサ番号は、前1、右2、後3、左4である。
以下同様にして、チャンネル4までのテストを行う。
評価項目
999が表示されていないかを確かめる。
遠すぎるときに999が表示されるかを確かめる。
測定可能範囲内で、測定値が表示されているかを確かめる。
結果
センサ番号
項目番号
1
2
3
4
1
正常
正常
正常
正常
2
正常
正常
正常
正常
3
正常
正常
正常
正常
タッチセンサ試験
手順
ディップスイッチを5にセットする。
LEDの最上位桁にモード番号「5」、以下3桁に「000」が表示されることを確認する。
試験仕様書
のように配置されたタッチセンさが、それぞれ正しく反応するかを試験する。
センサ番号は、
試験仕様書
参照。
評価項目
番号に対応した値が表示されているかを確認する。
結果
センサ番号
1
2
3
4
5
6
7
結果
正常
正常
正常
正常
正常
正常
正常
赤外線センサ試験
手順
ディップスイッチを6にセットする。
LEDに「6000」が表示されることを確認する。
赤外線発光装置を用いて、一つ一つセンサが正しい反応をするかどうか確かめる。センサの位置は仕様書参照。
評価項目
センサに赤外線を当てると、センサに割り当てられた2のN乗(Nはセンサ番号)が7segLEDの下位三桁に表示されるかどうか確かめる。
結果
センサ番号
1
2
3
4
5
6
7
8
結果
正常
正常
正常
正常
正常
正常
正常
正常
ロータリーエンコーダ試験
手順
ディップスイッチを「7」(x座標表示モード)に合わせる。
LEDに、「7000」が表示されることを確認する。ただし、右三桁は初期x座標である。
手でタイヤを回し、両方順方向に回すことで数値が増え、両方逆方向に回すことで数値が減ることを確認する。
ディップスイッチを「8」(姿勢角表示モード)に合わせる。
左側のタイヤを後退方向、右側を前進方向に回し、数値が増えることを確認する。
同様に、左側を前進、右側を後退方向に回し、数値が減ることを確認する。
※なお、表示はcm,degである。タイヤ直径などの値はおよその値を用いている。
評価項目
タイヤを正回転させると移動距離の表示が増えることを確認する。
タイヤを逆回転させると移動距離の表示が減ることを確認する。
MIRSを回転させ初期角度(180度)から反時計回りにまわすと角度が増え、時計回りにまわすと減ることを確認する。
結果
項目番号
1
正常
2
正常
3
正常
PWM指令試験
手順
ディップスイッチを「9」に合わせる。duty比[%]は(0,0)になっているため静止していることを確かめる。
入力値のDuty比は、プラスが前進、マイナスが後退である。押しボタンを押すことによって仕様書の表の通りduty比が変わる。前進、後退が合っているか、数値を大きくすると速く回るかどうか、(0,0)なら静止するか確認する。
評価項目
・ボタンを押すごとに正しくDuty比が変化していくことを確認する。
・結果
すべてのデュティー比について正しく動作した。
関連文書
サブシステム試験仕様書