4. 各部の評価及び変更点
以下に各部機構の写真及び評価、特記事項を示す。
メインフレーム
メインフレーム
評価:当初の設計通りMISUMI製4面溝アルミフレームを組み合わせたものとなっている。4面溝アルミフレームを用いたことによって高い剛性と拡張性を実現できた。
外装
評価:蛇腹押出機構のリンク機構の展開時のカバー以外は当初の設計通り作製することができた。
特記事項:この外装はプラスチックダンボールを使用しており最低限の強度を持ちつつ非常に軽量である。また、機体本体との接合は取り外しがしやすくするため面ファスナーを採用し、回路スペースにアクセスしやすくなっている。
蛇腹機構
評価:当初の設計から大幅な変更が変更があった。
特記事項:最終的なものは蛇腹部に紙を使ったものになっており押出用リンクもリンクの形状を変更している。(詳細は以下の写真に示す。)また、MISUMI製4面溝アルミフレームの溝を使ったスライダーは当初の設計であったアクリルの蛇腹部の板は剛性が高く十分な強度であったがそれ故に少し傾いただけでスライダーが摩擦によって動かず使い物にならなくなってしまったため廃止している。
本射出機構
評価:当初の設計通り作成することができた。
足回り
評価:当初の設計一部変更を加え作成した。
特記事項:当初の設計では直径577.95mmの円形の板を標準機と同様にアルミ板を切削して作成しようとしたがマシニングセンタのサイズ制限が600*400mm出会ったためホイール用にスリットがあった部分をそのまま切り取ったか形に変更した。