名称 子機 詳細設計書
番号 MIRS1704-MECH-0012

版数 最終更新日 作成 作成者 承認 改訂記事
A01 2018.02.09 2017.12.27 加藤 智己 青木 悠祐 初版

ドキュメント内目次



1.はじめに

本ドキュメントは、子機の詳細設計書である。

2.各部の役割

以下にfig.1に子機の形状と、各部の果たす役割を示す。


fig.1 子機の形状と各部の果たす役割

この子機はエレベータの操作盤に設置して使う。
MIRS本体から赤外線信号を⑤の赤外線通信器で受信する。
指定されたボタンを③のサーボモータによって押下する。
子機にも①ボタンをつけており、人間が子機を介して間接的にエレベータのボタンを押せるようにした。

2-1.サーボモータによるボタン押し機構

ここでは、③のサーボモータによるボタン押し機構についてfig.2に示す。
この図は、子機をfig.1のAからBへ縦に切り、その断面を真横から見た状態で、さらにそのうちのサーボモータユニット一区画分を抜粋した図である。

fig.2 サーボモータがボタンを押下する仕組み
初期位置を0度とする。ボタン押下時は初期位置から左方向に30度旋回した位置となる。
サーボモータの出力する角度はプログラムによって制御するため、動作角度を制限する機械的な補助具は取り付けていない。

3.子機の組み立て

3-1.外観

以下にfig.3 fig.4に完全実装図を示す。
また、以下table 1に完全実装図のリンクを示す。



fig.3 完全実装図 表

fig.4 完全実装図 裏

table 1 完全実装図
完全実装図完全実装図

3-2.構成部品

以下table 2に構成部品とその図面および詳細を記したページへのリンクを示す。

table 2 構成部品表
部品名個数リンク
側板A2側板A
側板B1側板B
側板C1側板C
底板D1底板D
底板E1底板E
表板F1表板F
表板G1表板G
サーボモータユニット3MIRS1704-MECH-0014
押しボタンユニット3MIRS1704-MECH-0014
フォトトランジスタユニット3MIRS1704-MECH-0014
15mm立方体木製ブロック8MIRS1704-MECH-0014
15x15x8mm木製ブロック4MIRS1704-MECH-0014

3-3.部品加工

以下にtable 3に加工箇所とその方法を示す。

table 3 部品加工
加工箇所加工方法
木板切断レーザー加工機を使用した。

3-4.組み立て手順

まずA-Eの板を組み上げる。以下table 4に組立図のリンクを示す。

table 4 上箱組立図
組立図上箱組立図
組み上げた上箱に15mm立方体と15x15x8mmブロックを木工用ボンドで接着する。以下table 5に上箱ブロック組込図のリンクを示す。

table 5 上箱ブロック組込図
上箱ブロック組込図上箱ブロック組込図

6mmスペーサ(M3ナットx3で代用可)とM3x12ねじを用いてボタン基盤、メイン基盤を取り付ける。
以下table 6に上箱完全実装図のリンクを示す。また、fig.5 fig.6に上箱完全実装図を示す。

table 6 上箱完全実装図
上箱完全実装図上箱完全実装図

fig.5 上箱完全実装図 表

fig.6 上箱完全実装図 裏

次に底板Dに木工用ボンド、接着剤を用いサーボモータユニットとフォトトランジスタユニットを組み込む
以下table 7に底板実装図のリンクを示す。また、fig.7 fig.8に底板サーボモータ実装図を示す。

table 7 底板実装図
底板実装図底板実装図


fig.7 底板サーボモータ実装図 表

fig.8 底板サーボモータ実装図 裏

次に底板Eに、M3ナットとM3x10ねじを用い電池ボックスを組み込む
また、fig.9に底板電池ボックス実装図を示す。

fig.9 底板電池ボックス実装図

最後に上箱と底板と6mmスペーサー(M3ナット3つで代用可)を組み合わせM3x10ねじで固定すれば完成である。



4.赤外線通信ユニット箱の組み立て

4-1.外観

以下にfig.10 fig.11に完成図を示す。
以下table 8に完成図のリンクを示す。



fig.10 完成図 表

fig.11 完成図 裏

table 8 完成図
完成図完成図

4-2.構成部品

以下table 9に構成部品とその図面および詳細を記したページへのリンクを示す。

table 9 構成部品表
部品名個数リンク
板A2板A
板B2板B
板C1板C

4-3.部品加工

以下にtable 10に加工箇所とその方法を示す。

table 10 部品加工
加工箇所加工方法
木板切断レーザー加工機を使用した。

4-4.組み立て手順

まずA-Eの板を組み上げる。以下table 11に組立図のリンクを示す。

table 11 組立図
組立図組立図

箱と基盤を6mmスペーサー(M3ナット3つで代用可)と組み合わせM3x10ねじで固定すれば完成である。
MIRS DATABASE